フィリピンの永住権ビジネス その1
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フィリピンの永住権ビジネス その1
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その1 あるご相談
その2 フィリピン不動産名義変更のトラブル
その3 過去の永住権 ビジネスの失敗
その4 フィリピン永住権を考える視点
その1 あるご相談
これもまた先日ご相談のあったこと。
「フィリピンの永住権を取ろうと思うのですが、どうおもいますか?
セブのあるコンドに投資したら、自動的についてくるのですが」
現在、このプロジェクトを扱う業者の不動産販売部門には大変優秀な日本人スタッフがおり、私が一番信用している日系業者である。
このプロジェクト自体はまともなものと思われる。
その2 フィリピン不動産名義変更のトラブル
フィリピン コンドミニアムの売買には実は非常にトラブルが多い。
意図せず、中間に入った業者の名義移転手続きに対する怠慢、無知で「お金は払って、鍵はもらったけど、いつまでたっても名義が変わらない」なんてことがよくある。
またきちんと手続きをしても、権利証が発行されるのに1年とか1年半かかる場合が多く、問題が発覚までに時間がかかりさらに複雑にしている。
そんな中で、そのトラブルに熟知し、きちんと再販売手続きができる貴重な存在だ。
その会社の別部門のビジネスなので、あまり水を差すようなことはいいたくはないのだが。
その3 過去の永住権 ビジネスの失敗
5年~7年前にフィリピンのセブ島に同じように永住権付きコンドミニアムの販売、紹介がある投資グループによって大々的に行われた。
デベロッパーはメガワールド社。
きちんと完成はしたし、手続き費用をきちんと払っている人はお約束の永住権も付与されているようだ。
しかし、そのコンドミニアムは周辺の値段からみて、べらぼうといえるくらい高い買い物だった。
1万ペソ、2万ペソも出せば周囲のプール付きの立派な一戸建てが借りられる地域に4万ペソ5万ペソの家賃を出してコンドミニアムを借りる人などいない。
再販売もできず、、テナントもつかず、シーンとしたコンドミニアムが立っているだけ。
管理料、固定資産税が毎年負担になるだけ。
さらにこの投資グループのトップは「私を信じて、黙ってついてきてくれれば数年先にきちんと再販版できるように手配する」と言い放って、不満をおさえているそうだ。
投資としては失敗だったといえるだろう。
これは最悪のケース。
その4 フィリピン永住権を考える視点
(長くなりました。続きは明日)
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