資産形成の基本的考え方
資産形成の基本的考え方
私は日本にいるときに、週刊ダイヤモンドとかエコノミストのバックナンバーをまとめて買っておくようにしている。
これを細切れ時間にさっと目を通す。
特に飛行機で離陸までの時間とか人の待ち合わせ時間までの10分とか15分の間に目を通す。
斜め読みで興味を引いたところに付箋を打っておいて、あとで自分なりのやり方でノートに簡単にまとめる。(まとめ方はいずれブログに書きます)
かなり前のダイヤモンドに大前健一氏の記事(2008年11月8日号)があった
そこからの内容抜粋
イタリア人は死ぬときにほとんど貯金はない。
日本人は平均して3500万円の貯金がある(情報の出所の記載はない)
イタリア人は「人生は楽しむために」生きている。
日本人は「イザというときのために」生きている。
バブル崩壊直前には日本人の個人金融資産は700兆円
その後15年間(いわゆる失われた15年間)で実は個人金融資産は1500兆円にまで増えている。
この記事の中では日本人は年金の3割を貯金しているという説明もあった。
以上、記事の要約。
私は日本人のこういう姿勢を批判するつもりは全くない。
日本人の3割の世帯に貯金がないといわれる一方で、高齢者(の一定割合)が多額の金融資産を抱えている。
ずっと以前に100歳の双子の姉妹 金さん銀さんがいた。
何かのセレモニーでちょっと挨拶をするだけで出演料は50万円以上したそうだ。
あるレポーターがその使い道を質問したところ「老後のために貯金します」という答えが返ってきたそうだ。
100歳の老人が「老後のために貯金する社会」、欧米だけでなくて、世界のどこからも理解はされないだろう。
ただこの厚い金融資産が日本国債や日本の国際的信認を支えてきた面もある。
今の60代以上高齢者には、資産を使いきって人生を楽しむなんて生活は、言葉では憧れても「実際には」は難しいだろう。
私自身も、ごく一時的にだが、自分の資産を切り崩すだけの生活をしたことがある。
その時は短期的、中期的に生活ができなくなる恐れはなかったが、あまり気分がよくなかった。
いつも財布を気にする生活はどうしても狭くなる。楽しめない。
その後、定期的収入を得る基盤 築くことで劇的に改善されたが。
参考 私の収入源
素人による素人のための投資、海外ビジネス&移住生活 : 私が収入源にしているもの。
独身の50代男性がマニラで生活費とは別に1日5000円も消費できるようになれば、ある意味、ある限られた範囲では「夢のような生活」ができる
資産運用は「いかに自分の資産を増やすか」だけではなく、「いかに(低リスク)で定期的に収入を得ていくか」という視点も重要かと思う。
現在の日本では、割安な収益不動産をローンを引いて購入できるごく一部の不動産投資家を除いて、低金利の時代に定期的収入を確保する方法は非常に限られている。
11月に2週間ほど、日本に一時帰国します。
興味がある方は下記から連絡ください。