50代にてリタイア&海外移住 デフレ投資家 吉村のブログ

フィリピンに居住しながら、素人目線で海外投資、移住生活について書いています。少ない資本と収入で最大限の満足をえるデフレ投資家をめざします。個人コンサルはこちらからhttps://form.os7.biz/f/aaeeb6a2/

マニラとマニラ。

マニラとマニラ。

 

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今日は、フィリピンフリークの方ならだれでも知っていること。

 

「マニラは・・・」「マニラに住んでいます」というと実はこのマニラという地名には2つの意味がある。

 

その1 マニラという言葉がマニラ首都圏(メトロマニラ)を刺す場合。

 

下の地図にある16の市と1つの町の総体をメトロマニラと呼ぶ。
感覚的には東京23区みたいな感じである。
東京23区よりやや大きな638平方キロメートルに約1200万人近い人が住んでいる。
つまり東京23区と同じくらいの人口密度なのである。

 

このメトロマニラを単にマニラと表現する人もいる。

 

私が住んでいるのはマカティ市。

 

正確にはメトロマニラの中のマカティ市に住んでいると表現すべきであろう。

 

ケソン市 (Quezon)
マニラ市 (Manila)
カロオカン市 (Caloocan)
パシッグ市 (Pasig)
ヴァレンズエラ市 (Valenzuela)
タギッグ市 (Taguig)
ラスピニャス市 (Las Piñas)
ラニャーケ市 (Parañaque)
マカティ市 (Makati)
マリキナ市 (Marikina)
モンテンルパ市 (Muntinlupa)
パサイ市 (Pasay)
マラボン市(英語版) (Malabon)
マンダルーヨン市(英語版) (Mandaluyong)
サンフアン市 (San Juan)
ナヴォタス市 (Navotas)

 

町[編集]
パテロス(英語版) (Pateros)

 

その2 メトロマニラの一部のマニラ市をさす場合。

 

日本人が旅行者として普通、縁があるのは、このメトロマニラの中のマカティ市かマニラ市の一角、エルミタ、マラテという地区。

 

にぎやかな繁華街。ストリートチルドレンもけっこういて、それなりに周辺には気を付ける必要がある。

 

この地域に行くことを「マニラに行く」と表現する人もいる。

 

マニラ市自体は 広さ約39平方キロメートル 人口165万人ほど。

 

メトロマニラ全体の6%の面積の中に14%くらいの人口が集中していることになる。

 

参考までに、フィリピン人の友人を作るときには、この地図と各地域の簡単な特徴を頭に入れておくと話が盛り上がりやすい。

小さな記事に見られる日本の1つの本質

小さな記事に見られる日本の1つの本質

先日、日経新聞の小さな囲み記事で、今の日本を象徴するような記事があった。

政府に法律による残業規制を月間100時間にしようという提案に対して、
労働組合のまとめ役である連合が反発しているという内容。

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日経新聞はその中で「労働時間の規制は労働者の願いのはず。ここで連合の反対で労働時間規制が消えてしまっては何のための連合か、彼らのメンツは丸つぶれではないか」という趣旨の記事が書かれている

 

月に100時間の残業という、どういうことだろうか?
1か月30日 うち完全週休2日制が導入されていると仮定して、労働日は22日。

 

1日あたり4.5時間の残業。

土曜日を全部休日出勤(8時間)するとして 
土曜日の時間外労働が32時間
平日の残業時間は1日あたり3.1時間。

 

現在の労働基準法では3.6協定という協定を労働組合と経営者が結べば、事実上残業時間は法律上、上限がない。

 

それを規制するためにどちらかというと政府主導で月、100時間の残業規制を導入しようとしているようだ。

 

しかし1日8時間として20日間、160時間働いている普通の労働者の法律による残業規制が100時間というのは、ほとんど規制になってないようなものだ。

 

このブログの読者の方は、私の勝手な予想だが、実質月に200時間、300時間 自分の裁量でビジネスに時間を費やす方が多く、普通の労働者は少ないのではないかと推測している。

 

そういう皆さんには、自分の裁量で働いているので、この規制がピンとこないかもしれない。

 

この労働時間の強烈な長さ(労働時間を短縮しようとする社会的力の弱さ)が私は日本問題の何割かを占めているような気がする。

 

(実際に導入は難しいだろうけれど)、強い労働時間の規制を行い、その分をその他の雇用に回す。

 

それで現在の格差の問題、将来の不安の問題、しいては少子化対策への解決に少なくとも大きな一歩になる。

 

資本主義的な生産性という意味では、競争力は落ちるだろう。

 

でもヨーロッパの大半の国々はとっくにその前提の上に、資本主義としての競争をしている。

 

もしヨーロッパで同様な規制(つまり100時間までの残業は法律上認められるという意味でもある)を導入しようとしたら、国民から激しい反発を浴びるだろう。

 

それこそ暴動が起き、市街戦が起きてしまうくらいの強い反発が起きるだろう。

 

そのレベルで日本の政府と連合という一応、労働者の代表者が交渉している。

 

今、日本の政治家の中には期待されている人たちがいる。

 

橋下元大阪市長、 小池都知事、小泉新次郎氏などなど。

 

誰一人として、この問題を全面に取り組もうという人はいない。

 

海外でほとんど100%自分のために時間を使える私が、外野から発言するのもおこがましいかもしれませんが。

あまり知られていない関税法 と 外為法の違い

あまり知られていない関税法 と 外為法の違い

 

次の場合、日本人(日本居住者)が日本に入国する際に税関に申告義務があるかどうか、
ご存じだろうか。

 

そして消費税を税関で払う必要があるかどうかご存じだろうか

 

その1
その旅行中に海外で購入した金額30万円の時計

 

その2
その旅行中に海外で購入したカンガルー金貨2枚(購入価格 約27万円)

 

実は、上記その1 その2ともに日本に入国する際に税関で申告する義務が生じる。

そして8%の消費税を払う義務が生じる。

 

アルコール、たばこなど一定の商品には免税範囲が定められている。

その範囲ならば、消費税は払う必要はない。

 

免税範囲は「携帯品・別送品申告書」には 下記のように説明されている。

"酒類3本(760ml/本)
紙巻たばこ。外国製及び日本製各200本
(非居住者の方の場合は、それぞれ2倍となります。)"
*20歳未満の方は酒類とたばこの免税範囲はありません。
香水2オンス(1オンスは約28ml)
"海外市価の合計額が20万円の範囲に納まる品物
(入国者の個人的使用に供するものに限る。)"
"*海外市価とは、外国における通常の小売価格(購入価格)です。
*1個で20万円を超える品物の場合は、その全額に課税されます。"
つまり20万円を超えるものを海外で購入して持ち込むときは、申告が必要だ。

そして少なくとも消費税が課税される。
アルコールやたばこなどは国内法に準拠して免税範囲を超える部分には酒税やたばこ税が課税される。

よく金(純度90%以上)を海外(オーストラリアや香港)で購入して1キロ未満を日本に持ち込む場合は、税関申告が不要と書いてあるブログ記事もある。

これは誤解である。

 

1キロを超える金(純度90%以上)を持ち込む場合は、この税関の「携帯品、別送品申告書」のほかに、外為法に基づく「支払い手段等の携帯輸出、輸入申告書」(いわゆる白い紙)が必要になる。

 

1キロ以下の場合は、この「支払い手段等の携帯輸出、輸入申告書」の提出が不要になるだけであり、合計金額が20万円を超える場合は、関税法に基づく「携帯品、別荘品申告書」の提出は必要になる。

 

そして海外で購入した金を日本に持ち込む場合は、ほかの商品と同じように税関で消費税を払う義務が生じる。

 

例えば香港で カンガルーコイン(金貨)を買うときは日本でいう消費税がない。
一方で日本で売却するときは消費税を上乗せした金額で売ることになる。

 

実際問題、一番香港で安く買えるところ、日本で高く買ってもらえるところの差は為替レートの関係もあるが、2.5-4%の差がある。

 

仮に香港で消費税なしで購入したとしても、その金額が20万円を超えるれば、日本の税関で関税法に基づいて申告を行い消費税を払う義務が生じるのである。

 

消費税8%上乗せして日本で売っても、利益は残らない。

 

1枚程度(約135000円)くらいなら 記念品として堂々と持ち込める。

 

いわば、記念、お土産的な位置づけだ。

 

ところがこれを蓄財や資産移動手段として頻繁に大量に行えば、罰金や最悪、懲役も含めてた刑罰が待っている。

 

ただ実際問題、この質問に回答してくれた税関職員も認めていたが、「金貨を10枚、20枚 無申告で持ち込まれても、私たちが全部把握できているわけではない。ただそれは法律に認められたものではなく、罰則もきちんとあることだ」ということだ。

 

世の中 そんなにおいしい抜け道はないのである。

バンコク再移住計画

バンコク再移住計画

 

先日バンコクに一週間ほど滞在しました。

 

今まで、何回かバンコクにも住むところを確保してバンコクとマニラの2重生活にしようかと考えてきました。

 

タイは食べるものもおいしい。

 

値段自体もマカティで暮らすより安いし、おいしいものも多い。

 

バンコクではBTSや地下鉄に沿って大きなショッピングモールも各地に点在しているので、必ずしもスクンビットシーロムアソークなどの中心街でなくても、快適な生活を送ることができる。

 

(フィリピン、マニラだったらグリーンベルトやロビンソンデパートなどの大きなショッピングモールからはなられたところで生活するのは、マカティ以外ではちょっと移住初心者には苦しい)

 

バンコクでは中心街を少し離れれば、宿泊費も大幅に下げられる。

 

例えばアソークから4-5つ駅を離れれば、月に2万5000円程度のサービスアパートメント(半分程度が外国人)はごろごろしている。

 

私が定宿としているところは月契約をすれば3万円。これでジムまでついているし、35㎡ある。(人気なのでなかなか空きがないくらい)

 

タイ人の友人に言わせれば、この広さ、この清潔さでこの値段はお得ですねと言われる。

 

実はマニラの自分のコンドミニアムに帰るまでは、

 

「タイ移住計画は断念」と決めていました。

 

理由は下記のよう。

 

私はもっと多いとしてもバンコクに滞在するには月に10日ほど。
恐らく、1か月に1回も行かないときもあると思う。

仮に毎月10日必ず滞在するとしても、そのために3万円でサービスアパートメントを借りるかどうか。

 

10日間 サービスアパートメントをホテルとして利用しても1泊3000円。10日で3万円。

 

ホテルと利用すれば、

毎日掃除もしてくれる。
タオルもシーツも変えてくれる。
ミネラルオーターのサービスも付く。
(あまり使わないが)シャンプー、シャワーキャップ、トイレットペーパーも補充してくれる。
水光熱費もゼロ
室内でも高速インターネットが使える。

 

月、契約をすれば1日1000円程度の計算にはなるが、上記のことを全部自分でやらなければならない。

 

今の私の生活スタイルでは月に10日以上、バンコクにずっといることは当面ない。
それならホテルとして必要な時だけ利用しようと思っていた。

 

ところがマニラに帰ってきて、1日たったとき、この考え方は大きく揺らいだ。

 

マニラでは当然自分のコンドミニアムの部屋。

 

そのベットに横になったときに気が付いた

 

「この安心感はなんだ!?!」

 

そう自分の部屋に帰ってきて、そこに眠るとき、ただホテルに泊まるときだけとは大きく違う安心感を感じた。

 

バンコクでは特別に無理もすることもなく、睡眠も十分。

 

マッサージも好きなだけ行って快適に過ごしたつもりだった。

 

しかし、それでもそれはあくまで旅行。

 

体と心のどこかに疲れがたまっていたようだ。

 

マニラに帰った初日、私は午後10時を過ぎたら動けなくなくなり、シャワーも浴びずにベットに潜り込んだ。

 

ホテルではなく自分の部屋があるということは、安心感、安定感がこんなにちがうものなのだろうか。

 

まだ細かく分析はできていないけれど、自分の住む場所があるということが「安心感」としてこんなに違うものならば、多少経済的合理性に合わなくてもバンコクに住む場所を借りておくということもありだと思うようになってきた。

フィリピンのバレンタインデー

フィリピンのバレンタインデー

 

久しぶりにフィリピンネタ。

 

バレンタインデー。50代の私には全く縁のない言葉。。。。。というかというそうでもない。

 

バレンタインデイというのはかつてローマ帝国時代に

ローマ帝国時代のバレンタイン司教が処刑された日付だそうです。

 

古代ローマでは、兵士の士気が下がるという理由で兵士の結婚が認められなかった。
それをひそかに結婚させていたバレンタイン司教が処刑された日が2月14日というもの。

 

さらに2月14日がもともとローマでは ユノの祝日「家庭と結婚の女神」であることもかさなり、「恋人の日」となったそうだ。

 

世界的にも恋人同士て何かを交換したり、お祝いしたりする習慣は多数あるようだ。

 

ただ女性から男性にチョコレートを贈るのは日本独自の風習。

 

私が子供の頃から、当たり前のようにあった。調べてみたら昭和30年代くらいから、急激に女性が男性にチョコレートを贈る風習が浸透しだしたようだ。

 

まあ、企業のマーケティング戦略の成果ともいえる。

 

ところで、ここマニラでは女性がプレゼントする風習はない。

 

日本人ご用達のカラオケ店ではバレンタインイベントなるものを企画して多少お客さんにプレゼントすることがあるようだ。

 

一般的にはフィリピンでは男性が女性にプレゼントをする日。

 

特に特定の花を送ると本命ということを示すらしい。

 

私はただ、日本でおばさんたちに交じってきれいに包装されたチョコレートを買ってきて知り合いにプレゼントしただけである。

それでも日本で買ってきたというと喜んでくれたような・・・・気がする。

なぜバンコクは安全か。

なぜバンコクは安全か。

 

先日にバンコクに滞在したときの、感想を1つ2つ。

 

私の宿は大通りから歩いて3-4分入ったところ。

 

12時を過ぎればひっそりとしてくる。

 

たた危険を感じることはない。

 

マニラでの生活習慣で、自動的に周りを見渡してしまうことがあるが。

いわんや繁華街を歩くときにスリには多少の注意はするけれど、気持ちはずいぶんリラックスできる。

 

マニラと比べて、治安の面ははるかによい。素人目の分析を書いてみたい。

 

その1
バンコクには麻薬や銃が基本的にはない。

 

その2
以前は警察の腐敗もあったそうだが、今は一般市民相手にはずいぶん減っている。

 

その3
熱心な仏教徒が多い。
(ただこれはクリスチャンがほとんどのマニラが治安に難があるので、理由にはならないかもしれないが)

 

その4
何よりも経済的に発展しつつある。
製造業も多く、雇用の機会は多い。
観光資源も豊富で、その分野での雇用も多い。

 

下手に犯罪に手を染めても、警察もそれなりに厳しい。
それなら、黙々と働いた方が、リスクと実入りを計ったら、働いた方が得という計算が成り立ちやすい。

 

その5
格差は歴然と存在するが、飲食業、サービス業にはその底辺層が従事することも多く、その分野は価格が安く抑えられている。

 

生活コストが、収入の割にはかからない。

例えば、大きなショッピングモールの清潔なフードコートに行けば50バーツも出せば(160円)も出せば、それなりにおいしい食事で満足できる。

 

バンコク最低賃金は1日 300バーツ。約900円。
1日 500円強のマニラと比べて、食費はローカルなところで済ませても、ほぼ同じか、少しバンコクの方が安い。

 

それでも私はマニラに基本的に住んでいきますが。

 

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パソコンの充電ケーブルを忘れた。

パソコンの充電ケーブルを忘れた。

 

私のパソコンは標準稼働時間が10時間近くあるので、通常は充電ケーブルを持ち歩かない。

 

マニラの自分の部屋に置きっぱなし。

 

帰ったらすぐにそれにつないで充電するというスタイル。

 

先日、バンコクに旅行に行ったときに、ホテルについて気が付く。

 

「ああ充電ケーブルを忘れた」

 

パソコン本体の横の穴はそれぞれの規格があり、同一のものは簡単には見つからない。

 

以前、日本のヤマダ電機で予備用の充電ケーブルを買おうとしたら、「取り寄せになります」と言われたことがある。

 

充電の心配のないスマフォで「バンコク、アダプター購入」などいろいろ調べてみる。

 

どうやら地下鉄のRAMA9の近くのfortune townというビルがバンコクの電気街であることを確認。

 

ダメもとで行ってみた。

 

結果

 

「30分で必要な充電ケーブルを購入できた」

 

この電気街は以前の秋葉原の電気街をちょっと小ぶりにした感じ。

 

まずは、パソコンの修理店のようなところに飛び込んで、パソコンを見せて、充電ケーブル(タイではアダプターといった方が通じる)を探してることを英語で説明。

 

店員同士がちょっと相談していたが、「ここから少し奥の〇〇という店にいってください」というアドバイス。

 

さて数分歩いて行って やはりパソコンを見せると、「はい これですね」と言ってすぐに該当ケーブルを用意してくれた。

 

価格は700バーツ。 2400円でそれからのバンコク滞在中のパソコンの電源が確保できるなら、安いものだ。

 

この間、30分もかからなかった。

 

正直、こんなに簡単だとは思わなかった。

 

恐らく日本国内で同様なトラブルに対応するより早く方が付いたような気がする。

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