若者のパワー 登美丘高校ダンス部
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若者のパワー 登美丘高校ダンス部
前回の総選挙では若者の自民党支持率はすべての世代の中で一番多かった。
全体として大企業の決算上、経済は好調。就職は有効求人倍率の上では、それ以前の世代に比べて好調である。それが主要な要因なのかもしれない。
一方で大学を卒業した2人に1人が200万円以上の奨学金という名前の学生ローンを抱え(その80パーセントは有利子)、静かに進行するブラック労働の波に多くの若者はさらされていく。
正社員になれるのは大雑把にいって30年前の半分の割合。
苦労して正社員になったとしてもそのかなりの割合がブラック労働。
今ブラックではないとしても一歩一歩のその影響は強まっていく。
吉村は自分の子供がいない。
極論すればあと数十年のことだけを見ていればいいともいえる。
吉村はもうすでに、年金などに頼らずに普通以上の生活ができている。
だから日本の経済がどうなろうと、若者がどのように苦しもう関係ないともいえる
若者たちは現状に満足して(満足しようと思い込み)いる。
何かあっても愚痴をこぼすことはあっても、それが社会を変えていく力にはつながらない。
一方で心のどこかで良心がうずく。
うま~く 教育されて、不満があっても苦労があっても、すべて自己責任に帰せられる。
あるいは自分よりもっと弱い人たちを攻撃したり、卑下することで自分をコントロールする。(あの人たちよりは私はマシ)
それでいいのかな。それであなたたちは幸せなのだろうか?
(大きなお世話だけど)
日本よりはるかに生産性の低い、1人当たりのGNPが低い国の中であなたたちよりもっと安心して暮らせる国が世界にはある。
正社員で就職したら
「年に1回 2週間の連続有給休暇なんて誰でも当たり前」
「サービス残業なんて経営者の犯罪。そんなことあり得ない」
そんな世界で暮らす人がいる。
吉村は矛盾した気持ちで海外で暮らしている。
最近凝っているのがこの登美丘高校ダンス部のパフォーマンス。
ほとんどが高校に入ってからの素人からスタートしたダンス。
だれがどうみてもプロ顔負けだろう。
夏休みは1日 9時間の猛特訓。
東大受験生の勉強時間と並ぶ練習量だ
彼女たちはエリートでもなんでもない。普通の女子高生たち。
彼女たちの多くも社会に出れば、不安定雇用と1週間の有給休暇なんて夢の又夢のような過酷な労働条件の中ですり減らされていくのだろう。
彼女たちの素晴らしいダンスとここに至るまでの情熱、努力を見るにつれて、日本もいくばくか、まだ期待できるのかもしれないと思っている。
彼女たちの情熱や努力が、これから長い人生の中でこれからも活かされていくこと「誰かに、ただただ利用され、使い捨てられる」ことがないことを願っている。
【TDC】バブリーダンスPV 登美丘高校ダンス部 Tomioka Dance Club