バンコクでエアービーアンドビーでコンドミニアムに泊まる。その1
バンコクでエアービーアンドビーでコンドミニアムに泊まる。その1
バンコクに宿泊するときはいつも1泊3000円程度のサービスアパートメント兼ホテルに宿泊していた。
これで部屋は十分に清潔。
タオルやベットメイキングもしてくれるし、部屋の広さもホテル並み。
私が利用してきたサービスアパートメントには小さいながらジムもついていた。
ジムのトレーニングと夜ぐっすり眠れればそれで十分というスタイルであった。
ただ難点もいくつかあった。
駅からは遠くない(徒歩7-8分)だが、周りはローカルエリア。
1食50バーツ(160円)くらいの簡単な食事はできるが。
いかんせん古い。別に部屋の中で本を読んだり、ブログを書いたりはしないので、関係ないといえば関係ないのだが。
どうしても気分がパリッとしない。
今回、モノはためにしにということでエアービーアンドビーでコンドミニアムに泊まってみた。
今日から何回かに分けて、バンコクの賃貸市況や実態、不動産市況をマニラと比較しながら、情報発信してみたい。
今回、コンドミニアムの再販売、賃貸の市況を調べてみたが、超供給過剰であると実感した。
新築後3年4年と適正価格で貸し出そうとしても、全く賃貸ができない物件がゴロゴロしている。
中心部(トンローやアソーク)から2駅、3駅、離れただけて、大量のコンドミニアムが格安で借りられる。
だいたい25メートル~30平方メートルで3万円強~4万5000円(1万バーツ~15000バーツ)
これは古ぼけたサービスアパートではなく、新築後5年以内の最新コンドミニアムの市況である。
私の住むマニラに比べてバンコクではインターネットでの情報が行き渡っている。
賃貸仲介会社のおまとめサイトもあり、一瞬でそのコンドミニアムの再販売価格、賃貸相場がわかる。
(マニラの場合も同じように超供給過多ではあるけれど、ネットの情報がまだ十分ないので、供給過多が見えにくい。日系会社を経由して相場よりバカ高い賃貸契約をしてしまう場合も散見される)
今までに3つのコンドミニアムに泊まってみた。
平均して1泊4000円ちょっと。22平方メートル~30平方メートル
新築後3年以内の最新のコンドミニアム。
良かった点
内装、雰囲気ともにちょっとした豪華ホテルに近い感じ。
特にベットがサービスアパートとは格段に違う。
ジムやプールも雰囲気がとてもよく1泊4000円で豪華な感じを味わえる
私が宿泊したところは洗濯機も備え付。毎日、洗濯ができる。荷物は少量で済む。
今一つだった点
ホテルではないので、シーツやタオルの取り換えはない。掃除もない。
何かあってもレセプションに頼ることはできない。
(たいていの場合、レセプションには一切問い合わせをせずに、オーナーに聞くようにと
予約の時に念押しされる)
私が宿泊したコンドミニアムには「デイリーユース、ウイークリーユースは禁止です」と張り紙がされていた。エアービーアンドビーを想定した警告だと思われる。
要するに私たちの宿泊自体、管理規約に照らし合わせればグレーと思われる。
少々戸惑ったとこと。
最初のうちは鍵の受け渡しをどうやってするのか、不安であった。
2件は郵便受けの中にカードキーがおかれていた。
1件はオーナーがロビーで待っていてくれた。
チェックアウトはたいてい、メールボックスにカードキーを返すだけである。
もし、海外移住を計画するならば、その前にホテルではなく、このようにコンドミニアムに一定期間住んでみて、様子を見るのはとても有効だと思う。
私の場合、あるコンドミニアムは駅から1200mも離れていて、「とても長期で住むには不向きだな」と思っていたが、実際に宿泊してみると大きく違った。
月曜日~金曜日まではシャトルバスが定期的にでているし、コンドミニアムの敷地内に雰囲気の良い喫茶店、日本レストランがあることが分かり、「かなりいいな」と意見を変えたこともある。
金 現物取引をめぐるトラブル
金 現物取引をめぐるトラブル
最近、ある方から相談を受けた。
「香港で金を買って、シンガポールの貸金庫に保管しようと思いますが、どうでしょうか」
皆さんは金の地金というとどんな印象があるだろうか。
「価格変動はあるものの、第2に通貨のようなもの」
「安全資産」
「金現物を持っておけば、銀行預金や不動産、株式などとまた違った一つの資産になる」
そんなイメージだろうか。
確かに富裕層中心に金の現物を所有することが密かに流行っているようだ。
私の人脈、取引先を通じてかなり力を入れて調べてみた。
実際に見聞きしたトラブルおよび素人なりの意見を付けて書かせていただきたい
その1
金の現物の保管はなかなか大変。
金というとそれだけで安全と思い込んでしまうことが多いようだが、目の前に積まれた金の地金が本物であるかどうかは別のことである。
価格相当の本物であるという保証は自分で別のルートで調べなければならない。
表面だけ金で中心部分は鉛であったなどということも散見した。
取引の信ぴょう性を担保するためには、特殊な判定機械を自分で用意して1本1本、鑑定する必要がある。あるいは鑑定する別の会社に持ち込んで自分の目の前で1本1本鑑定してもらう必要がある。
その2
金の購入、保管は手間取る場合が多い。
金の代金を払ってその場で、その金現物が手に入るわけではないことが多い。
一定期間後になる。その間、送信した相手はしっかり対応してくれるのだろうか。
また保管についても、いつでも24時間、購入者だけが入れるのだろうか?
事前通告など自分の貸金庫を開けるにも手間と費用が掛かる場合が多い。
さらにそのような手間暇、コストが送金直前または送金後に説明されることもある。
その3
シンガポールを利用したスキームはトラブルが多い(多かった)
現在、日本に金の延べ棒1本もって入国すればほぼ間違いなく税関には見つかる。
そして消費税等の税金納税義務が生じる。
シンガポールに金現物を持ち込むということは、これと同じことが起きる。
金貨数枚ならば、見逃されることもあるかもしれないが、500グラム、1キロの金を税関に見つからず、シンガポール国内に持ち込むことは、不可能である。
無税の香港で買って、なぜわざわざ税金のかかるシンガポールに持ち込むのか?
「シンガポールの貸金庫で・・・・」というスキームを提案する紹介者、仲介者はこのところには全く触れない。
紹介者、仲介者は金を購入する会社、輸送に当たる会社、貸金庫の会社は世界的な有名な会社を紹介してくる。
ただその会社を本当に使っているのかどうかは、別のことである。
その4
紹介者や仲介者が利益を上げる仕組みが見えない。
(つまり投資家には説明のないところで悪用、流用、最悪、詐取して利益を上げると推測される)
投資関係の情報発信をしている人は、善意、ボランティアでやっている人はいない。
すべて直接、間接は別にしてもすべて自分の利益のために行っている。
このスキームを提案する人達がどこで利益を上げるのか、表向きの説明では理解できない。
購入するときに紹介者手数料が上乗せされるなんてきいたことがない。
輸送するときの輸送料に紹介手数料を上乗せしてもわずかなもの。
投資家から紹介料5万円10万円もらっても、まとまるまでの手間暇を考えればとても割に合わない。
シンガポールを利用したスキームでよくあるトラブルか下記のようなもの。
シンガポールの貸金庫を利用するときは2種類の預かり証、保管証が発行される。
この2つとも手元にあって初めて投資家は金現物を支配下に置くことになる。
ところがこの仕組みを説明せず、投資家には1種類の預かり証だけを渡す。もう1つの預かり証は、シンガポールでは担保の効力がある。つまり現金を引っ張れるのである。
その現金を詐取するなり、自分で運用するなりして利益を上げようとするのではないか。
なお、4-5年前には、この金現物を担保にして現金を引っ張って運用するという投資スキームが良く紹介されたこともあったそうだ。
月1%~3%の配当を保証するとうたう場合が多かったそうだ。
それから4年、5年と歳月が過ぎて、まともに継続している案件は一つもない。
そもそも先進国の預金で最も良いものでも、年利2%程度なかで、そんな配当を約束することは無理である。
一説によるとFX的な運用をしていたそうだが、長期的安定的に利益を上げることができるわけはない。
「シンガポールの貸金庫で…」と聞いた時点で私は、親しい友人、兄弟、親類ならば「絶対やめてくれ」という。
お客様ならば、(あくまでその方の自主的な判断なので)、事実と過去のトラブル、私の意見を添えてご注意申し上げる。
さて、それでは金現物の保管は意味がないのだろうか?
私はもし、金関係で自分の資産を保全したいというならば、次の3つを提案したいと思う。
その1
日本国内の大手(三菱マテリアルなど)で購入して、日本の銀行の貸金庫、または自宅の貸金庫で保管する。
その2
香港のHSBCやハンセン銀行で購入して その銀行の貸金庫で保全する。
その3
金のETFを購入する。
くれぐれも「金現物」という言葉だけで、安全性を過信して、リスクを軽視するのはご注意いただきたい。
北朝鮮は核実験を行うか。
北朝鮮は核実験を行うか。
トランプ政権は「北朝鮮が核実験を行ったら武力攻撃を辞さなない」と強く北朝鮮に警告している。
一方で北朝鮮もそれに正面から強く反発している。
当初核実験は
4月15日太陽節 金日成誕生日か、4月25日 建軍節 朝鮮人民軍創設記念日。
が想定された。
この日に、大規模な軍事演習の公開やミサイルの発射(直後に爆発)はされたものの今のところ、核実験は行われていない。
アメリカや日本の市場も落ち着きを取り戻し、1ドル108円近くまでの円高は1ドル112円まで円安に流れている。
私は軍事の専門家でも国際情勢の専門家でもない。
素人目での考えを書いておきたい。
もし北朝鮮が本当に核実験を行えば、トランプ政権はやはり何らかの軍事行動を北朝鮮に対して行う可能性は極めて高いと思われる。
核実験を目の前に、再三軍事行動を口にしていたトランプ政権が行動をとらないとしたら、
北朝鮮は高らかに自国の勝利を宣言するだろう。
そんなことをトランプ政権は断じて容認しない。
トランプ政権はその1軍事面および、その2 その他影響を詳しく分析しておそらくすでに戦略は確立しているのではないか。
その1
軍事面の戦略
金正恩の居場所、避難場所、
軍事設備の位置、特に核兵器の位置や発射経路などをあらゆる手段で調べて一気に壊滅できるかどうかの検討を重ねているだろう。
その2
いくらアメリカが軍事面で優位に立ったとしても、軍事侵攻後、すべてのミサイル、核兵器を完全に支配下におけるかどうはアメリカ自身も確信はないはずだ。
一部に残ったミサイルや核兵器が、破れかぶれになった北朝鮮幹部の命令でソウルや日本に向けて発射される可能性は決して低くない。
常識的にみれば、だれでもここまでは考えられる。
今、アメリカは何を考えているのか。
素人目線の予測
「もしソウルや日本に甚大な被害が起きたとして、それを100%北朝鮮の責任にして、軍事行動を起こしたアメリカに非難の矛先が向かないように操作できるか。
その方向で韓国や日本の首脳陣をコントールできるか」
ということだと思う。
韓国、日本にミサイルなどで被害が起きれば当然アメリカは強い口調で北朝鮮を非難するだろう。
韓国、日本に強い哀悼の意を示すだろう。(口では)
場合によっては緊急支援隊のようなものを大規模に派遣してくるだろう。
しかし、本音は日本や韓国の国民がどのように犠牲になろうと「知ったことではない」というのが本当の気持ちではないだろうか。
少なくとも今、私たちが
「ソウルや日本に何らかの攻撃がされるかもしれないのだから、アメリカは北朝鮮への軍事行動を控えるのではないか」という考え方は、とても危険な、お花畑的すぎる考えだと私は思う。
もし北朝鮮の軍事行動でソウルや日本に被害があがり、世界中から北朝鮮に避難が集まりアメリカの軍事行動が正当化されるならば、アメリカにとってこれは「願ったりかなったり」の状態になるではないか。
そしてもう1つ忘れてはいけないことがある。
戦争は儲かるということだ。
トマホークを何百発と打ち込むことはアメリカの軍事産業にとっては、在庫一掃のできる素晴らしいチャンスだ。
軍事行動によってアメリカ政府自体の財政状況は苦しくなるかもしれないが、軍事産業、それに紐づく関連産業の活況はアメリカの多くの富裕層にとってはプラスに働く。
私は青年時代に湾岸戦争やイラン戦争をみてきた。
イラン戦争については、特別にサダムフセインがアメリカを攻撃したわけでもないのに、アメリカは「イランは大量の化学兵器を持っていて、それは将来アメリカの安全を脅かす」という口実で軍事進攻していった。
正直「まさか」「まさか」という連続であった。
ただそれは遠い中東での出来事。ただテレビの中で出来事だった。
私はこういう動き自体を非難するつもりはない。
またアメリカの考え方や行動をこのブログの記事で非難するつもりもない。
ただ「まさか日本に実際にミサイルが飛んでくることなんてないだろう」とやや楽観的すぎると素人目には思っている。
海外生活の強い味方 VPN
海外生活の強い味方 VPN
海外でネットを使っていると、一部 不便なところがある。
その1
中国本土では ライン フェイスブック ツイッター グーグル 一部のブログが見られない。使えない。
(香港、マカオは問題ない)
その2
HULUなどの動画サービスは日本国内だけでしか視聴できない設定になっている。
フィリピンでも香港、マカオ、バンコクどこも使えない。
この問題を解消するには
VPNを設定する必要がある。
素人なりに解説すれば、ある特定の方法で日本経由でネットに接続していることにできるようだ。
その他IPアドレスを指定することもできるようだ。
その事実は前から知っていたが、今一つ設定の仕方が分からず、何回かトライしていた。
最近ついに成功した。
私が利用しているサービスがインターリンク社の世界PVNというサービス。
登録月と翌月が無料で使える。
その間に、速度や見たいものがきちんとみられるかどうか確認すればよい。
私は何回か失敗したのは、どうも登録後のID パスワードを間違ってメモしてその番号でログインしようとしていたようだ。
有料になってもかかる費用は月に1000円ほど。
1000円以上の価値になる。
これでHULUを海外で見ることもできるようになった。
(このことの契約上の法的な問題はご自分でご確認ください)
また一つ、海外での日常生活に広がりが持てた
フィリピンに送金する。
フィリピンに送金する。
今日は、フィリピンに慣れた方ならだれでも知っていることです。
海外送金というと敷居が高い感じがする。
日本で何かの送金をするときはネットバンクで、IDやパスワード、セキュリティデバイスなどがしっかりあれば、ごく簡単。
とても便利である。
海外送金を都市銀行からしようとするとそれなりの時間と費用がかかる。
6000円以上はするだろう。
目的も聞かれ、内部の審査でそれなりに待たされる。
手数料が比較的安いところではセブン銀行などからも送金できる。
手数料はフィリピンに送金する場合、100万円まで一律2000円
安いとは言えるのだが、登録に時間がかかる。
ネットで申し込んでも関係書類をセブン銀行に送付して審査を受ける必要がある。
マイナンバーとセブン銀行の登録住所が一致していることも条件になる。
私は、念のためマイナンバーは取得してあるが、当然そこに記載されている住所に今は住んでいないし、銀行登録住所とも相違する。
さて困った。
少額だが緊急にフィリピンの知人にお金を送らねばならない。
いろいろ探して見つけたのがWESTEN UNION BANK の海外送金。
ここでの提出すべきものは身分証明書(免許証)とマイナンバー。マイナンバー提出は求められるが、マイナンバーと身分証明書の住所の一致は求められない。
しかも必要な情報は送金先の国の名前、送金相手の正確なフルネームだけである。
私はたまたまHISの窓口で手続きを行ったがHISのスタッフが書き方を丁寧に説明してくれて全部で20分くらいで手続きを完了した。
これでMTCN番号という番号が発行される。
この番号を相手に伝えると 相手は自分の身分証明書をもってWESTEN UNION BANKにいって現金を受け取ることができる。
この仕組みは相手の銀行口座に送金することもできるが、フィリピン人は銀行口座をもっていなかったり、もっていても休眠している人がいまだに多い。
念のため、WESTEN UNION BANKに直接電話をして、フィリピン内で受け取りに必要になる身分証明書を確認したところ「いろいろあります。一度でも海外送金を受け取ったことがある人なら大丈夫だと思います」との回答だった。
なお、日本のように運転免許証をだれでもが持っているわけではない国だが、その代わり身分証明書としてWESTEN UNION BANKに認められる書類は多数あるようだ。
手数料は
1万円までが990円 (最大1%)
5万円までが1500円 (最大0.3%)
10万円までが2000円 (最大.0.2%)
25万円までが3000円 (最大0.12%)
50万円までが5000円 (最大0.1%)
100万円までが6500円(最大0.065%)
10万円を超えるとセブン銀行を経由したほうが安くなる。
なによりもWESTEN UNION BANKの取次店で手続きをするのが便利で早い。
これは例えば、フィリピン国内にいる日本人の知人(旅行者)に送金することもできる。
隠れた新しいリスク
隠れた新しいリスク
よく日本政府の借金の額が大きいと話題になる。
最近は少し違うが、少し前まで国税収入を上回る新規国債の発行額がされていた。
素人目線で簡単に言えば、自分の収入と同程度の借金を毎月(毎年)重ねてかろうじて家計を維持している家計にもたとえられる。
日本国の財政破綻が話題に上るときに、それに対抗する理論はだいたい決まっている。
その1
国債を買ってもらう相手(借金をする相手)は国内の銀行や生保、個人が大半であり、いわば身内にから借金しているのと同じ。
海外に依存していたギリシャなどとは大きく違う。
身内(銀行、生保、日本人個人)には国債を購入する余力があるので当面大丈夫
その2
大なり小なり、世界の先進国はGDPに匹敵する程度の借金を抱えており、日本だけがすば抜けて断トツ酷いというわけではない。
「どこもひどい」だから「日本だけ信用が落ちて、問題になる可能性は少ない」
その3
日本の消費税はまだ8%。先進諸国に比べて10%程度の余力(増税余力)があるので、むしろ他国の借金よりも返済可能性も高く、日本の信用度に大きな問題はなく、これからも国債は十分に消化され、大きな問題は起きない。
私はこういう考え方の真偽を確かめるだけの知識や能力を持ちあわせてはいない。
少なくとも国債の発行、市場での消化には今まで問題はなく行われてきた。
ところがあまり大きなニュースにならないが、この3つの大きな対抗理論の1つに大きな風穴があきつつある。
現在、短国債を買う比率は外国勢が50%を超えてきているのである。
ゼロ金利が引かれて市中の銀行や生命保険業界は国債の購入を減少させている。
一番の買い手は日銀であった。
それを外国勢が凌いできているのである。
彼らは国債を購入して、FXで調達する外貨と抱き合わせることで利益を上げているそうだ。
現在 日本国債の売買で利益を上げられる唯一の勢力であり、ゼロ金利政策が続く以上、この傾向は弱まることはない。
徐々に日本国債全体の発行額のうち外国勢の所有する割合が増えていく。
当然、外国勢の目的は利益を上げるため。自分の利益が上がるならば、日本の市場が混乱しようが、どうなろうか知ったことではない。
外国勢の日本国債の所有割合を常に監視しておく必要がありそうだ。
マニラでラーメンを食べる
マニラでラーメンを食べる
日本でラーメンというと高くても1000円くらい。
普通は650円~800円くらいではないだろうか。
それでいて、大抵の店はそれぞれの工夫をしてとてもおいしい。
中国人やフィリピン人が日本にきて、大抵の食べ物はおいしいというが、特にラーメンの人気は高い。
さて、私の住むマニラでラーメンを食べようと思ったら、かなり高級料理に入る。
400ペソくらい。1000円近くはかかる。
さらに「???」という場合も少なくない。
400ペソもラーメン一杯に出して、「????」となったらかなり悲しいものがある。
以前、グリーンベルトの中のそれなりに店構えのしっかりした日本料理でラーメンを注
文したことがあるが、スープもぬるくて、「甘いラーメン」が出てきて閉口したことがある。
私はこのような飲食店の経営のことを詳しくはしらないが、これはその店の努力もあるのだろうが、フィリピン人の味覚にどうしても左右されてしまうような気がする。
最初は料理人は日本人が教え込んだのかもしれないが、いつまでも日本人が常駐するわけにはいかない。
フィリピン人でそれなりに経験のある料理人でも2万ペソ(5万円以下)で雇用できるだろう。
日本人をいつまでもおいておくことはできないのではないか。
そうするとよほど、厳密にマニュアル化されていない限り、味がだんだんフィリピンテイストになってくる。フィリピン人には問題なくても日本人は離れてくる。
そんな中で、私がかなり好きな店に入るのが ラーメン黒田。
RCBCプラザというビルの中に入っている。
ここは完全にビジネスマン向けのエリア。
1杯180ペソ。ごはん 40ペソ。餃子100ペソ。
この値段で日本人テイストに近い味が楽しめる。
日本と同じように「アツアツラーメン」で出てくる。
厨房を見ると20代30代の女性ばかり。詳しくはわからないが、味見など必要ないようにマニュアル化されているような気がする。
といって、このラーメン店を褒めちぎろうと思って、昨日いってきたのだが、素人目にはここも、徐々に「甘いラーメン」に侵食されてきているような気がする。
私の数少ない お好みの店には頑張って継続してほしい。