50代にてリタイア&海外移住 デフレ投資家 吉村のブログ

フィリピンに居住しながら、素人目線で海外投資、移住生活について書いています。少ない資本と収入で最大限の満足をえるデフレ投資家をめざします

相模原殺傷事件について思う

相模原殺傷事件に思う

今フィリピンでも日本の相模原市障がい者施設「県立津久井やまゆり園」で元職員が19名を刺殺したことが話題になっている。

安全なはずの日本でなぜこんなことが起きたのかということを聞かれることも多い。

今のところのヤフー等のニュースでは障がい者安楽死を求める文書を提出し、そのあとしばらくして容疑者は施設と話し合いの上、退職したとのことだそうだ。
やまゆり園は強度行動障害(者)の受け入れ施設とのこと。
強度行動障害(者)とは“直接的な他害”(噛みつき、頭突き、など)や“間接的他害”(睡眠の乱れ、同一性の保持例えば場所・プログラム・人へのこだわり、多動、うなり、飛び出し、器物損壊など)。

容疑者は最近でも近所の人に明るく挨拶したり、普通の生活を送っていたようだ。
彼自身が精神疾患を患わっていたという情報は今のところない。

 私は海外移住生活をしているが、実は父母はとっくの昔に亡くなっている。したがって親の介護で苦しむことはもうない。

 ずいぶん前のことだったが、母親が老人性のうつ病を併発したことがあった。
老人保健施設(通常 老健)に入所が決まるまでは、本当に精神的に苦しい生活だった。

老人保健施設の中は2種類に分かれており、1つは比較的、程度の軽い人、もう1つは日常会話もままならない人たちの「施設」であった。
後者に私の母は約2週間いた。露骨な暴力さえなかったものの、まともな会話ができる人もほとんどおらず、奇声が飛び交い、徘徊、わけわからないケンカなどいわばめちゃくちゃな環境であった。

 施設に入ってうつ病状態が改善された母親は「こんなキチガイの中にはいられない」と涙ながらに訴えてきた。比較的程度の軽い方の施設に移り、数人友達もできて「普通の生活」が送れるようになった。

 どんな状態であれ、死刑判決が出たわけでもないのに人が人を殺すことは許されない。
ただ国や県が税金を使ってこういう「施設」を作って、彼らを入所させてくれているので私たちは比較的平穏な生活を送れている部分もある。
もし身近にそういう「精神障害」を患った人が出たら、その負担はすさまじいものがあるだろう。

そしてそれを担う施設スタッフの人たちも自分が望んで就職したとはいえ、特に介護や福祉に詳しくない私たちからみたら、想像を絶する苦労があるのだろう。

この容疑者は許されるべきではないけれど、簡単に「ひどい奴だ」とレッテルを張るのは控えようと思う。
 

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