ある天才の失敗。
ある天才の失敗。
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先日、面談したお客様(候補)の方はある意味では天才といえる方だった。
仮にAさんとしよう。
企業秘密になるので、詳しくは書けないのが、海外のFX関係の取引で自分の力で膨大な利益を上げる能力をお持ちの方だった。
実績だけで昨年の所得税と住民税を合わせた税率は55%を超えるといえば想像がつくだろうか?
この方は、ある特殊な仕組みを使って、親しい友人のBさんを儲けさせた。
AさんBさんは友人関係なので、書面をかわすこともなく、BさんはAさんのきめ細かいアドバイスで600万円を超える利益を上げた。
口頭の話では利益は半々、納税義務は当然Bさんが負うことになっていた。
1か月後、Bさんは「この口座のお金を引き出して保管していたが、盗難にあってしまった」とAさんに連絡。
Aさんは1か月間の膨大な労力(それで600万円もの利益を上げられるのが、天才といえるだが)は、全くの水の泡ときした。
もちろん 600万円の利益を目の前にしてBさんが目がくらんでうそをついたのは明白。
ただ書面もなく、あくまで取引口座はBさんのものなので、法的には争うのが非常にむずかしい。
Aさんは、「お金が絡むと人は本当に変わります。他にも1件、預けたお金を自分の借金返済に充てた友人がいました。信頼できる、長い取引をするにはどうしたらいいですか」
という点での私への相談であった。
もちろん、十分お力に慣れたのは言うまでもない。
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