思わずテレビに向かって叫ぶ。
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思わずテレビに向かって叫ぶ。
海外で生活をしていると日本のテレビ特に地上波を見ることはほとんどない。
見たい映画、動画はHULUやアマゾンプライム、ユーチューブで十分だ。
有吉反省会なんてHULUでいつも見ている。
先日、日本で少し時間があったのでホテルのテレビで地上波を見た。
少し古いけれど、アメリカの映画でそれなりに面白く引き込まれてみてしまった。
ところがところが。
途中、何度も何度もCMが入るのである。
自動車保険、医療保険、ネット通販のCMが短い時間の中で強いインパクトを与えようと「これでもか」「これでもか」という演出で見せてくる。
映画の内容に引きこまれているに突然、CMが始まり2分3分と延々と強制的に見せられる。
「いい加減にしろ。必要なら自分でネットで調べるわ!!」と叫んでしまいそうになる。
マーケティングのプロたちもCMでモノがたくさん売れる時代は過ぎていることは十分自覚はしている。しかし、すぐにはやめられない。
日本の消費者も広告宣伝を見せられて購買意欲をそそられることはどんどん減っているだろう。
ネットがある程度使える人なら、価格、使い方、評判など必要情報を調べて、場合によっては実物を置いてある場所で手に取って買うだろう。
それでも膨大なCMは今も続いている。
私も子供の頃は普通の子供。
地上波は毎日見ていたし、CMも特に抵抗なく毎日毎日意味なく見ていた。
今から思えば、番組を見たいがために「こんなに意味もないものを延々と見せつけられていたんだな。そしてそれに疑問もほとんど感じなかった」としみじみと思う。
必ずしも海外移住生活をしているからというわけではないけれど、当たり前と思っていることが、実は「かなり異常なこと」であることを実感できた一コマでした。