少しずつ育っているフィリピン中古不動産市場。
少しずつ育っているフィリピン中古不動産市場。
フィリピン不動産投資で泣いている人はたくさんいる。
プレビルドで少額投資ができたが、完成後全く売れない。貸せない。
損切どころか没収の危機。
そんな話がたくさん耳に入っている。
さらに名義変更手続きが複雑かつ手間暇がかかるフィリピン不動産は手続きのどこかでとまってしまうことも散見する。
結果として自分のものにしっかりなっていないのに、販売してしまい、詐欺と同じことにあることもある。
先日私のお客様がフィリピンにいらしたときに、丸々2日間かけて、アテンドした。
暑いフィリピン、渋滞、つかまりにくいタクシー、タクシーに乗っても場所がよくわからないドライバー、メーターを使わないドライバー、5分も歩くと暑さでぐったりしてくる。
お客様が指定した日系業者のところにいく。
私自身、その会社の名前はしっていたが、ホームページの作りが今一つなのと、書いてあることはどうせポジショントークだろうと真剣に目を通したこともなかった。
結果として 「この会社なかなかよい」というのが私の感想。
まず中古不動産売買の手続きに熟知している。
期限やペナルティーなどもしっかり把握している。
(その期限を守らない他業者のお客様が巨額のペナルティーが科せられたケースの説明も受けた)
中古不動産販売もそれなり手掛けている。
この物件をこの値段で出したら、1週間で売れたなどのいい例、悪い例も丁寧に説明してくれた。
私のお客様が自分のフィリピンコンドミアムを「〇〇ペソ」で市場に出してほしいと依頼したら、
担当者「その値段ではお断りします。弊社は売る方にも買う方にもメリットが感じられる形でしかご協力できません」とはっきり言われた。
また担当者自身、あるプレビルトコンドを1つ購入。
「自分が投資していないものを人には勧められない。
自分が自分のお金を使えば、真剣身も増す」という説明。
う~ん。なかなかいいというのが正直な感想。
ただ、これはこの会社がいいのか、私たちの目の前にいた担当者がすぐれた方なのかは、区別できなかった。
私自身はどんなにお金ができても、フィリピン不動産に投資することはないだろう
(もっとリスクの低い、手間のかからない、割のいい投資はある)
でも、こういう世界とつながりは大事にしていこうと思う。