シングルマザー率
シングルマザー率
フィリピンは子供のとても多い国だ。
今まで合計10人以上の若いフィリピン人に同じ質問をしたが、だいたい共通した答えがある。
「20歳(20代ではない!!)の女の子の6割~7割にはすでに子供がいる。
その多くは未婚。男が逃げた場合が多い」
地域の移動が少なく、FBなどでつながっている彼女たちはクラスメートの動向もよく知っている。
ジャスト20歳の女の子の過半数以上が子供のいる国 フィリピン。
タイなどではもし20歳と区切れば子供がいる割合は決して高くない。
おそらく10%にもならないだろう。
フィリピンの夜の世界では80%以上が子持ち。タイでは私の感覚だが10%以下かと思う
もしフィリピンで20歳~24歳くらいで子供がいない女の子が目の前にいても、それは偶然の結果でしかないことも多い。
恋人同士ならコンドームを使わないことも多い。
子供がいない3-4割の若いフィリピン人女性も、かなりの割合「たまたまできなかった」でしかない。
その理由を素人目線の推測だが、予測してみた。
その1
あまり先のことを考えない国民性。
「目の前の彼氏を愛している」。それだけで「もし子供ができたら経済的に大丈夫か」という計算が働かない。
まわりに多くのシングルマザーがいる。
さほど恥ずかしいというプレッシャーも強くない。
むしろ子供ができてうれしいという気持ちの方が強い。
その2
おそらく、学校教育の中でも性教育でコンドームの使用もあまり普及していないのではないか
(もし力を入れて学校で教えれば、かなり未婚の母率は下げられるような気がするが、政権はあまり関心がないようだ。国民の要求になっているわけでもない。=支持率には関係ない)
その3
少数だが、子供ができても、女性の方から結婚を拒否する場合もある。
カトリックのフィリピンでは1度結婚すると離婚は事実上不可能。
「愛している」→「コンドームなしのセックス」→「妊娠」までは計算が働かなくても
そこでふと立ち止まる。
「目の前の彼氏と結婚して幸せだろうか?!?!」
フィリピン人の男は一般的には「怠け者」
学校でも企業でも幹部クラスの大半は女性。
そんな中で、「結婚しない」「あなたはいらない」と女性から拒否するケースも一定数はあるようだ。