これが悪名高き ワンセントラルだ!!!
これが悪名高き ワンセントラルだ!!!
私のお客様がフィリピンにいらした。
ご自分で ホテルコンドミニアムとしてマカティのワンセントラルを予約されてきた。
お迎えに行く。
ぱっと見、ちょっとレベルの高いホテル同程度のロビー。
エレベーターは少々汚れがたまっていて築数年とは、ちょっと思えない。
部屋の中に入ると内装は、やはり高級ホテルと同じクラス。
どうやらチェックインの前にエアコンを入れておいてくれたようだ。
ジムやプールも完備し、なかなか雰囲気はよい。
「これで6000円以下ならなかなかいいんじゃないですか」というのが私のファーストインプレッション。
翌日。お客様は悲惨だった。
まず、深夜に部屋に帰った彼は、お湯が出ないことに気づく。
レセプションに連絡しても「明日 朝7時に言ってくれ」という冷たい対応。
さらにエアコンの室外機(モーター)がベットの頭の上方にはあり、音が非常にうるさい。
「夜よく眠れなかった」というのが私のお客様の感想。
これで終わらない。翌日、お湯の苦情を言ったところ、いったんは直る。
しかし、深夜に部屋に戻ったところ、再びお湯は1分で泊まってしまう。
なにか給湯器の問題らしいが、素人ではなんともできない。
私のお客様は2日連続、寝不足かつ水シャワーで体調を壊して、日本に帰っていった。
ワンセントラルはある投資グループが6‐7年前に大体的に日本人向けに売り出したフィリピン不動産の草分け的存在。
プレビルド 分割支払いという方法で完成まで月5万円程度の少額の支払いで完成まで三分の1から半分程度を支払い、完成時は転売してキャピタルゲインを得るか、ホテルコンドミニアムとして貸し出すスキームを予定していた。
完成後、利益を載せて売却できた人は全くおらず、残額が払えない人は、一部銀行ローンが組めた人を除いて、泣く泣く、紹介者に払った金額の半額を放棄して買い取ってもらうという事件が起きた。
その買取代金も非常に長い間、送金されなかった人もいた。
同グループの次のツーセントラルには残金が払えず、没収になった人も多数いる。
ホテルコンドミニアムとしてはネットで年利3-4パーセントの利回り(税引き、諸費用控除後)は出ているようだが。
私のお客様のケースが全部とは言えないが、少数とも思えない。
アゴダでの評価は、6.8とかなり低い。
それも、どうもコメントしている文書をみるとよい評価は、ステマコメントのようにも思える。
後述するが、フィリピンで中古不動産販売にたけた実績のある業者および能力の高い日本人担当者を見つけることができた。
彼らにはワンセトラルの施工デベロッパー メガワールドの管理会社に知人がいた。
それこそ山のような苦情が来ていて、非常に閉口しているそうだ。
失敗した投資グループ レベルの低いデベロッパー。
失敗したフィリピン不動産投資の一つの「草分け的存在」である。