ドゥテルテ大統領になって目に見えて変わったこと。
ドゥテルテ大統領が就任してから1年以上が経過した。大統領の任意は5年で現在の法律では再選が認められていない。
もうすぐ3分の1が経過しようとしている。
彼に残された時間はあまり多くない。
この1年で目に見えて変わったことをDMM英会話の先生(フィリピン人)にきいてみた。
一番大きいのは「禁煙」だそうである。
現在フィリピンでは喫煙が厳しく制限されている。
先日、あるジャパニーズカラオケのトイレに入ったら、日本人がグループでたばこをすっていた。
カラオケだけなく、デパート、鉄道、レストランなど多くの公共の場所で喫煙が禁止されている。
ごく一部の制限エリアで可能だとのこと。
多くの国民がこの禁止令を守り、表立ったところで喫煙をする人もいないし、それを許す関係者もいない。
見つかれば、罰金を科せられる。
フィリピン在住に日本人の多くの方の意見。
「ほかにもっとやることがあるだろう」ということ。
空気は非常に悪いが、せめて民間大型バスの排気ガスや車両の規制をするだけで、かなり空気の悪さは緩和されると思うが。
しかし、国民の中には「目に見えた成果」として喫煙をしない人の中では評判は悪くない。
目に見えるという点では、まるでクールビズや首都圏の時差通勤の推奨でメディアにたくさん登場することができた、日本のある政治家とも共通している。