バンコク再移住計画
バンコク再移住計画
先日バンコクに一週間ほど滞在しました。
今まで、何回かバンコクにも住むところを確保してバンコクとマニラの2重生活にしようかと考えてきました。
タイは食べるものもおいしい。
値段自体もマカティで暮らすより安いし、おいしいものも多い。
バンコクではBTSや地下鉄に沿って大きなショッピングモールも各地に点在しているので、必ずしもスクンビットやシーロム、アソークなどの中心街でなくても、快適な生活を送ることができる。
(フィリピン、マニラだったらグリーンベルトやロビンソンデパートなどの大きなショッピングモールからはなられたところで生活するのは、マカティ以外ではちょっと移住初心者には苦しい)
バンコクでは中心街を少し離れれば、宿泊費も大幅に下げられる。
例えばアソークから4-5つ駅を離れれば、月に2万5000円程度のサービスアパートメント(半分程度が外国人)はごろごろしている。
私が定宿としているところは月契約をすれば3万円。これでジムまでついているし、35㎡ある。(人気なのでなかなか空きがないくらい)
タイ人の友人に言わせれば、この広さ、この清潔さでこの値段はお得ですねと言われる。
実はマニラの自分のコンドミニアムに帰るまでは、
「タイ移住計画は断念」と決めていました。
理由は下記のよう。
私はもっと多いとしてもバンコクに滞在するには月に10日ほど。
恐らく、1か月に1回も行かないときもあると思う。
仮に毎月10日必ず滞在するとしても、そのために3万円でサービスアパートメントを借りるかどうか。
10日間 サービスアパートメントをホテルとして利用しても1泊3000円。10日で3万円。
ホテルと利用すれば、
毎日掃除もしてくれる。
タオルもシーツも変えてくれる。
ミネラルオーターのサービスも付く。
(あまり使わないが)シャンプー、シャワーキャップ、トイレットペーパーも補充してくれる。
水光熱費もゼロ
室内でも高速インターネットが使える。
月、契約をすれば1日1000円程度の計算にはなるが、上記のことを全部自分でやらなければならない。
今の私の生活スタイルでは月に10日以上、バンコクにずっといることは当面ない。
それならホテルとして必要な時だけ利用しようと思っていた。
ところがマニラに帰ってきて、1日たったとき、この考え方は大きく揺らいだ。
マニラでは当然自分のコンドミニアムの部屋。
そのベットに横になったときに気が付いた
「この安心感はなんだ!?!」
そう自分の部屋に帰ってきて、そこに眠るとき、ただホテルに泊まるときだけとは大きく違う安心感を感じた。
バンコクでは特別に無理もすることもなく、睡眠も十分。
マッサージも好きなだけ行って快適に過ごしたつもりだった。
しかし、それでもそれはあくまで旅行。
体と心のどこかに疲れがたまっていたようだ。
マニラに帰った初日、私は午後10時を過ぎたら動けなくなくなり、シャワーも浴びずにベットに潜り込んだ。
ホテルではなく自分の部屋があるということは、安心感、安定感がこんなにちがうものなのだろうか。
まだ細かく分析はできていないけれど、自分の住む場所があるということが「安心感」としてこんなに違うものならば、多少経済的合理性に合わなくてもバンコクに住む場所を借りておくということもありだと思うようになってきた。