日本非居住者の不便。銀行のキャッシュカードが破損した。
日本非居住者の不便。銀行のキャッシュカードが破損した。
日本の非居住者は日本人であっても銀行口座の開設が非常にむずかしい。
私はそれを見越して、居住者の時にできるだけ多くの銀行口座を開設し、インターネットバンキングもできるようにしておいた。
しかし大半の銀行口座は通帳とキャッシュカードは眠ったままである。
その状態で特に支障がなかったのだが、先日問題が起きた。
ふと見るとキャッシュカードが割れている。
最後にセブンイレブンで現金を引き出したときは問題なかったが、いつこれが詰まってしまうかわからない。
私は今、友人宅にほんのいっとき間借りしている身で、日本国内に住所、居所はない。
いろいろ調べると通常、キャッシュカードの再発行は届出住所に簡易書留(転送不要)で送付されるようだ。
少なくとも三菱東京UFJ銀行 みずほ銀行はこのような形の再発行
届出住所にいない私は受け取ることが不可能。さて困った!
しかし、私の問題は解決した。
それは 「新生銀行のキャッシュカード」だったからだ。
支店窓口にいくと約10分ほどで新しいキャッシュカードが発行された。
口座番号も同じ。
ただ実際に使用できるのは翌朝からとのこと。
新生銀行の便利なところ。
その1
口座残高に関係なく、ほぼ日本中の銀行ATM コンビニATMの利用料が無料。
時間外手数料もゼロ。
回数制限もない。
その2
新生ゴールドの基準を満たせば月に5回まで振込手数料がゼロ円であること。
その3
海外の銀行でも1回10万円相当までは引き出すことが可能であること。
(海外のATM自体の手数料がかかり、為替手数料も高いので私は1回も利用したことはない。ただ緊急の時にはいつでも使えるという安心感がある)
その4
さらにこの新生ゴールドの基準は非常に低いこと。
下記写真の基準のどれかを満たす必要がある。
預入総資産200万円以上
円普通預金100万円以上など。
ただよく見ると「当行指定の投資商品30万円以上」とある。
この規定をさらによく読むとこの投資商品には「外貨普通預金」が含まれている。
つまり円を米ドルに換えて普通預金に日本円30万円相当以上をいれておくだけで、
月5回の振込手数料無料のサービスを享受できる。
さらに円を米ドルに両替するときの手数料は新生ゴールドで片道9銭。
通常は15銭。
大手都市銀行が片道1円 手数料を取ることから比べれば8分の1~10分の1以下である。
(ただ両替した米ドルをそのまま使うことはできず、米ドルで受け取ることもできない。 使うときはもう1回 日本円に両替することが必要だが)
私は決して、新生銀行の回し者ではないが、海外によく行く方なら1つ作っておくことをお勧めする。