50代にてリタイア&海外移住 デフレ投資家 吉村のブログ

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ここまで来たか。新しい情報扇動戦略。アメリカ大統領選挙

ここまで来たか。新しい情報扇動戦略。アメリカ大統領選挙

 

 オバマ大統領とトランプ次期大統領が会談した。
その会談内容は至極まともな会話に終始したと報道されている。

 

トランプ候補の勝利宣言もクリントン候補にも敬意を払い、分断されたアメリカを取り戻そうというごくごく普通のメッセージであった。

 

 選挙中、トランプ候補は 攻撃的で時には下品な言葉まで使って思ったことをまくしたてた。

 

 オバマ氏は最近、トランプ氏に対する批判の中で、選挙では「民主主義そのもの」が問われているとまで語っていた。
 
 このトランプ候補の激しい攻撃口調に多くの知識人、有力者は眉をひそめた。そして批判した。

 

しかし、これはすべて「大統領になるための戦略」であったのではないか。

 

つまり広告宣伝の仕方の1つの方法に過ぎなかった。

 

トランプの陣営には、アメリカ国民の中で当落の成否を握る浮動層の不満を正確に分析して、どのようにアプローチすれば、彼らの心に響くのか徹底的に研究しつくした人たちがいるのではないだろうか?

 

その結果は「政策」というより「アジテーションの仕方が大事」ということだったのではないか。

 

橋下元大阪市長労働組合を徹底的に敵視し、大阪府大阪市の2重行政が問題の根本原因として徹底的に攻撃した。

 

小泉元首相は「郵政民営化は国民との約束」として反対する人たちを徹底的に攻撃した。

 

その姿に国民は「かっこいい」「なんとなくこれからをよくしてくる」と思い、多くの支持が集まった。

 

彼らの本当の目的がどうであろうと、とりあえず口に出したことは、当面実現したいことだ。

 

橋下元大阪市長は公務員の給料を引き下げ、とりわけ赤字経営のバスや鉄道労働者の給料を下げた。

小泉元首相も郵政民営化を実現した。

 

トランプ候補の場合は、彼の大多数の言動は大統領になるための浮動層の感情的な支持を集めるためのパフォーマンスだったのだ。

 

このことを日本に当てはめて例示すれば、

 

小泉首相郵政民営化を掲げて総選挙で圧勝しながら、実はそれは選挙に勝つための宣伝材料でしかなかった」ということになる。

 

今後、オバマケアの撤廃などある程度の部分の変更はあるかもしれないが、大統領になった以上はもはや、「戦略としての激しい言動」は不要になった。

 

2期目の当選を視野に入れる頃には、緻密な選挙パフォーマンス研究のうえ次の攻撃対象や戦略を見つけるだろう。日本か中国か北朝鮮か?あるいはヨーロッパか?

 

私はトランプが勝つだろうと最初から予想していたが、彼の言動が当選のための「意図的な行動」とは思いつかなかった。

 

これでアメリカの今後に「大きな変化がない」と一層確認した。

 

富めるものは一層、豊かになっていく。

 

中間層が一層没落し、大多数の国民の生活は苦しくなっていく。

 

その原因は多くの人には覆い隠され、スポーツ、レジャー、ポジティブシンキングなどでその不満が爆発しないようにコントロールされていく。

 

時に抑えきれない怒りが暴発する。そういう頻度はトランプで何も変わらないと国民が感じれば感じるほど高まっていくだろう。

 

日本人とアメリカ人の感性や常識は違うので、一概に同じことが日本で起きるとは思えないが、日本の支配層も十二分な研究を行うだろう。

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