的中。アメリカ大統領選挙。
的中。アメリカ大統領選挙。
トランプ大統領の誕生が決まった。
日本時間 午後22時22分現在 獲得代議員数は
トランプ候補 276人。(過半数の270人を超える)
クリントン候補 218人。
私は
5月22日に トランプ候補の圧倒的勝利を予想した。
11月4日にはトランプ候補の予想外に差がついた勝利を予言した。
そして見事的中。
日経平均は 終値919円安の1万6251円。
下げ幅はブレグジット決定で揺れた6月24日以来の大きさ。
8月3日以来の安値を付けた。
報道ではトランプ候補が追い上げながらもクリントン優勢と言われていた。
私のお客様には複数のトレーダーに通じた方がみえるが、昨晩に多くの人がクリントン勝利を前提としたポジションに切り替えたそうだ。
しかし、それは外れた。
私がなぜ、トランプ候補が勝利すると予測したのかは、上記の2つのブログの記事を読んでほしい。
一言でいえば「オバマ大統領で変えられなかった、不満、怒り、鬱積が感情的にトランプ候補に向かった」ということだ。
いくら、クリントン候補がきれいな言葉や受け答え、有力者の支持を並べても、当選を左右するキーとなる人々には「単なるキレイごと」にしか映らなかった。
もしクリントン候補が別の面で国民の不満を体現していたサンダース氏を副大統領候補にしておけば、今より接戦はできたかもしれない。
さて、ここでもう1つの私は予測をしたい。
アメリカはどう変わるのか?
日米関係、メキシコと関係など多くの不確定要素があり、日本株が激しく下落した。
素人目線の予測
「何も変わらない」
私はアメリカの経済や政治に詳しいわけではない。その私が何を根拠とするのか?
民主党も共和党も基本的には今の資本主義体制の中で、その特権階級、富裕層を基盤とする政党である。労働組合、マイノリティーが民主党を支持しているからといって、その本質は変わらない。
一握りの特権階級が国の大半の富を占有し、残りの圧倒的多数は生活が苦しくなっていく。
その基本的構図に大きな変化はない。
というか、民主党、共和党のどちらの大統領が誕生しても大きな構造に手を付けることはだれもできないのだ。
しかし、実現はできなかった。その方向に向かうことさえできなった。
国の基本的な方向や特権階級の権益を大きく損なうことには大統領といえども手は付けられないのだ。
今回のことで市場は激しく下落している。
ニュースでもこれからの株式市場に悲観的な報道が多い。
ただ 日本株は5%以上下落したが、中国はその程度地域はその半分以下。
午後10時55分現在、ヨーロッパの株式はイギリス、ドイツ、フランスは1%以下の下落
2%下落しているのはポルトガルなどの一部の国だけである。
時間がたてば、トランプ候補が過激な発言をいくらしようと国の大きな方向に、大きな変化がないと浸透していくだろう。
私の相場予想では、今から「買い」の時だと思う。
総資金の3分1とか4分の1くらい買いに出てもいいのではないだろうか。