デトルテ大統領が誕生してからのフィリピン その1
デトルテ大統領が誕生してからのフィリピン その1
マニラに暮らしていて、デトルテ大統領になってからの変化を気づく度に書いていきたいと思います。
まず日本人馴染みのカラオケの話。
カラオケで働く女性はすべて労働許可証と病院でドラックチェックの検査が義務付けられている。
以前から労働許可証の取得は義務づけられていたが、結構いい加減で許可証なしで働く女性も少なくなかった。
数年前は未成年の女性がカラオケで働いていたことも散見する。
今は、チェックが非常に厳しいので、上記の2つがなければ、店及び個人への重いペナルティーが科される。
費用は2つの証明書で合計500ペソくらい。
これに病院や関係機関へまでの交通費などを入れれば1000ペソくらいはかかる。
さらにすぐに検査をしてくれるわけではなく、長い行列に並ぶ場合もある。
マニラでも1000ペソは日本の感覚でいうと5000円~1万円くらいだ。
もし突然営業停止になるカラオケがあったら、働くタレントの中に麻薬使用者がいるなど何か問題があったところだと推測できる。
ただカラオケの関係者への負担は重く、不満はあるけれど、多くの人はそれを受け入れている。デトルテ大統領への支持はほとんど揺るがない。