投資で失敗しないために その1
投資で失敗しないために その1
大阪で 決済端末を販売、リースしていた㈱サンクが倒産した。
http://srd.yahoo.jp/new/hl?a=20160204-00000033-mbsnewsv-l27
決裁端末を1台100万円で購入すれば家賃のように使用料から収入が得られるという
ふれこみであった。
実は私は以前、この端末への投資(出資)を勧められたことがある。
㈱サンクのスタッフではなく、それを進めている方であった。
ここでは名前は控えさせていただくが、不動産業界では有名な方であった。
その間に入った方には私には十分な信頼を寄せていたが、結局はその出資は見送った。
私の投資についての考え方
1 話している目の前の方が信用できるかどうかは基本的には関係ない
2 その仕組みに無理がないか、ウソが紛れ込む余地はないか
3 なぜ銀行融資や大口投資家の出資でその事業を行うことができないのか
当時 この決済端末はすでに10万台近くが稼働しているといっていたが、
「その稼働している店を抜き打ちで見せてほしい」といっても特定の1店か2店を除いて
拒否された。
当時出資金1口100万円に対して配当的なものが年率に直して10%程度分配されていた。
「そんなに儲かるのか?!?」という率直な疑問がどうしても抜けなった。
例えば セブンイレブンの優良店でも日の売り上げは60万円。
凄く甘めに見て、この三分の一がクレジットカードで支払われたとして20万円。
月に直して600万円。
通常クレジットカード会社が受け取る手数料は3%~5%。
この10%が決済端末のオーナーに支払われるとしても18000円~30000円
非常に甘く計算してもこの程度。
さらに、紹介者には確か20%~30%のコミッションが支払われる仕組みであったと思う。
実は5年のスパンで見るとこのように「おいしそうに見える」話の90%以上は破綻している。
詐欺的要素があったのか、事業失敗なのかはわからない。
何か相談があれば、メッセージ等でご連絡いただければ私見ですが、コメントさせていただきます。
事前にいっていただければ、非公開扱いもします。