50代にてリタイア&海外移住 デフレ投資家 吉村のブログ

フィリピンに居住しながら、素人目線で海外投資、移住生活について書いています。少ない資本と収入で最大限の満足をえるデフレ投資家をめざします。個人コンサルはこちらからhttps://form.os7.biz/f/aaeeb6a2/

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フィリピンの銀行を使うときの自己防衛対策。

 

フィリピンの銀行の信用性が低いことを何回か書いてきた。

 

ごく最近も

「知らぬ間に1500ペソ減っていた」

「別のATMで残高確認した残高が違う」

「以前1万ペソATMで引き出したら明細だけ出てきて、現金が出てこなかった。

結局この1万ペソは取り戻せなかった」

などというFB内の日本人の投稿があった。

 

またフィリピン人の知人も「急に残高が減っている」という投稿をしばしば見かけているとのこと。

 

主にそこで話題に上っていたのはBPIであった。

 

ほとんどのケースでは厳重な抗議を行い、銀行側調査をしてお金が返って来ることが多いようだ。

 

ただそのためには相当なエネルギーがいるし、調査のための時間もかかる。

 

日本では考えられないようなことがフィリピンでは起こる。

 

どうも、銀行員がくすねるだけではなくて、なにか電子情報のやり取りのシステムに欠陥があるような感じもする。盗難がそんなに頻繁にあるとはちょっと考えにくい。

 

私自身は残高が知らぬ間に減ってしまう被害にあったことはない。

 

同じATMで2回3回と「このカードはご使用になれません」と拒否されたあとに、3回目、4回目でなぜか使えるということは、何回も経験している。

 

私のBDOの銀行口座はインターネット専用口座。

 

通帳が存在しない。それゆえに口座維持手数料がかからない最低残高が2000ペソで済む。

 

通常は1万ペソ必要だ。

 

私の防御策

「ATM利用明細を財布に保管して、前回の明細、今回の引き出し額 今回の明細を比較して間違っていないか、毎回確認する」

「引き出すATMは2か所くらいに限定しておいて、それ以外から一切引き出さない。

万が一不正操作があった場合に調査がしやすくする」

 

といった方法をとっている。

でもあくまで、補助対策。

 

抜本的にはどうにもならない。

 

フィリピンの銀行はあくまで日常生活費を一時的に入れておくためだけの口座。

蓄財するための手段としては全く使えないと改めて感じた。

 

 

 

 

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近畿財務局職員の自殺について思う。

 

 

 

 

 

 

近畿財務局職員の自殺について思う。

 

公文書の書き換えの責任が佐川国税長官にあったとことになりそうだ。

 

そして当時、取引に関わったノンキャリの職員が自殺した。

 

雲の上の遠い話。

 

私には何が真実か知る由もない。

 

ただ、大学時代の同期の間接的なつながりで官僚の世界の話を聞く程度だが。

 

日本の官僚は気持ちの上では、「国家のため、日本のため、日本の国民のため」に働こうという多くの人が気概を持って入庁するようだ。

 

一方で自分の手腕を発揮するためにも、単なる歯車で終わらないためにも出世は命。

 

出世するためには何よりも上司、その上の上司、そして内閣人事局(およびそれに影響力)のある人たちの覚えめでたきをえるために、死にもの狂いになる。

 

本庁クラスの長時間残業、サービス残業なんて当たり前。

 

電通なんて真っ青なくらいな過酷な環境で日本の優秀な頭脳が働いている。

 

最初のうちは「国民のため、国家のため」という初心も5年、10年とそんな生活を続けていけば、そんな気持ちは摩耗し掠れてしまう。

 

同期より1年早く上にいけるかどうかに目の色をかえてしまう。

 

多くの人たちが東大をはじめ優秀な大学を膨大な努力とエネルギーで卒業したはずだ。

 

 

それまでの努力を無駄にしないためにも出世しなければならない。

 

そのためには、政府の上の方に気に入られるためには、、、、、 どんどんドライブがかかってしまったのだろう。

 

自分の努力が単に「国家のため」でもなんでもなく、「政府の一部の人たちの権益を守るため」だったと知った時の、喪失感はどれほどだろうか。

 

喪失感を感じるほどの気概やまともな感覚はもうもっていないのだろうか。

 

海外移住でいやな上司、人間関係もほぼ皆無の私から、言わせていただければ。

 

その限られた世界の中の物差し、基準では彼らの行動も理解できないわけではない。

 

しかし、人生にはいろいろな世界もあるし、喜び、楽しみ、幸せもある。

 

「それがすべてではないですよ」と個人的には言ってあげたいだが・・・・・

 

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フィリピン マニラの大気汚染のもと

 

 

フィリピン マニラの大気汚染のもと。

 

私はフィリピンのマニラ特にマカティの大気汚染の現状を何度もブルグに書いている。

 

 

 

 

 

日本に一時帰国してからマニラに戻ってくると、するとしばらくは喉が痛くなる。

 

たぶん、たばこを吸わない人なら、だれもが感じるような違和感だと思う。

 

同じ マニラでもマカティから少し離れたエリアなら、いくらかはマシだと思う。

 

マニラ湾沿い、日本人が良くいく繁華街であるマラテ近辺に時々、用事があっていくと「少しマシだな」と感じる。

 

マニラ市内をタクシーで移動すると、周辺を走る車はそんなに古いものは走っていないことに気付くだろう。

 

(タクシー自身は使い古した状態が悪いものにあたることはままあるが)。

 

フィリピン政府の環境基準のことを私は知らないが、日本製でも、韓国製でも、そんなに性能が悪い、排ガスをまき散らすようなものではないはずだ。

 

ではなぜ空気が汚れるのか。

 

その1 

自動車の絶対量が多い。

マニラ市内ではLRTが一本走っているだけで、公共交通は整備されていない。

日本、韓国、バンコクにみられるような公共バスもない。

 

その2

マカティ市内から郊外に通勤するのはLRTを使うか、中距離のバスを使うことになる。

大型バスやバンの場合。

この排ガスがひどい。

利益を上げるために最低限の整備で排ガスをまき散らす。

マカティの汚染がひどいのは、ひとえにこのバスのためだと思う。

 

その3

公共交通が発達しない代わりに庶民の足として使うのがジプニー。

7ペソという安い値段で移動できる。

2回、3回と乗り換えて、マカティまで通勤してくるフィリピン人も少なくない。

これもまた薄利多売の世界。

車の整備費などにお金をかけている余裕はないことが多く、

この排ガスもひどい。

これはマカティもほかの地域も大差ない。

 

 

 

 

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暮らしやすいリトル東京の周辺。紹介1 日本食レストラン 漁火

 

 

 

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暮らしやすいリトル東京の周辺。紹介1 日本食レストラン 漁火

 

旅行者ではなく、移住してみると、それまでの光景やスタイルが変わって来る。

 

忙しい日本での勤労生活の中から4日、5日と休みをひねり出したとき

基本は日本にいても、1週間だけ旅行するとき、

 

みなさん、貴重な時間を精一杯有効に使おうといろいろ工夫される。

その貴重な時間を大切に使うためには、多少コストが余計にかかってもよいという傾向になってくる。

 

移住生活がスタートすると、同じものが違って見えてくる。

目の前にあること、したいことは次の日も基本的はある。

 

一番違うのはやはり食生活のような気がする。

 

ごくたまにはローカル食事や他国のレストランに行くけれど、日常生活はやはり日本食になってくる。

 

こちらはリトル東京というマカティの中心から少しだけ南部に行ったところ。

 

名前の通り、日本食及び日本人向けのいろいろなサービスが集まっている。

 

ちなみにこの近くのコンドミニアムは7-8年前に売り出されたが、需要と供給のバランスがよく、やや需要が強いくらいで適正な値段で売りに出せばあっという間に買い手がつく。

8年前に購入された方は、資産価値としても損はしていないし、十分に貸し出されている。

スタジオタイプ 25平メートルで24000ペソなら、すぐにかりてがつく。

また超供給が続く、フィリピンコンドミニアム市場ではあるが、この辺りには、あまり新規プロジェクトがない。

 

写真はリトル東京の外側に面した 漁火という日本料理店。

 

 

ネギトロ丼とポテトサラダで約500ペソ。1000円。

 

特別に美味しいとほめるほどではないが、まあ合格点といった感じ。

 

このような店が10店舗以上あり、日本人にとっては生活しやすいエリアだ。

 

 

 

 

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あまりにも役にたたないテレフォン人生相談(住宅ローン)。吉村が代わってお答えします。その4(最終回)

 

 

あまりにも役にたたないテレフォン人生相談(住宅ローン)。吉村が代わってお答えします。その4(最終回)

 


【人生相談】加藤諦三:相談者45才男性、「住宅ローンが返済できない。」【高中正彦・弁護士】

 

一昨日の続きです。

職を失い住宅ローンを払えなくなって困っている相談者への弁護士の回答があまりに役に立たないので、勝手に私がアドバイスします。

 

このブログの内容

1 テレフォン相談の内容

2 番組内の弁護士の回答。

3 吉村のアドバイス3本柱

  柱その1 所有権を失うことは覚悟する。  

  柱その2 ある程度プライドが傷つくのは覚悟する。

  柱その3 何が大切なのかを再確認する。

4 具体的手順のアドバイス

  手順1 銀行との交渉

  手順2 競売開始決定通知書の前後

  手順3 落札後

 

  (以上 2018年3月2日 投稿済)

blog.livedoor.jp

 

5 新所有者との交渉

  その1 新所有者が自己所有のために落札した場合

  その2 新所有者が投資のために落札した場合

 

6 競売後の銀行への残債への対応

  対応1 長期少額返済する場合

 

 (以上 2018年3月3日 投稿)

あまりに役に立たないテレフォン人生相談 吉村が代わってお答えします。その2

 

blog.livedoor.jp

     対応2 自己破産する場合

  対応2 注釈 「借りたものは返せ論について」

 (以上 2018年3月5日 投稿)

あまりに役に立たないテレフォン人生相談 吉村が代わってお答えします。その3

blog.livedoor.jp

 

 

7 ウルトラQが可能な場合もある。

8 自殺して保険金でローンを完済する方法について

9 最後に。ローンが返せなくなって競売になったということをどう考えるのか。

 

 (以下は本日投稿)

 前回までのあらすじ。

 テレフォン人生相談の中で弁護士が「腹を割って銀行と話すべき」という型通りのアドバイスしかしていないのをみて、あまりに役に立たないので、勝手に吉村がアドバイスをしています。

 

所有権を失うことを覚悟し、そのプロセスをできるだけ自分と家族へのダメージを少なくして次に生活に進むための方法を具体的に書いています。

 

さらに、競売後に残る借金については、基本的には自己破産をすることをお勧めし、その時の考え方まで含めてアドバイスしています。

 

さて本日の話。

 

7 ウルトラQが可能な場合もある。

 

 相談者の周りには、そこそこお金を持っている方はいないでしょうか?

 姉弟、親類、友人、近所の名士など。

 

 そういう方に頼んで、競売にかかった自宅を落札してもらうように依頼することはできませんか。

 2000万円の市場価値のあるものを1400万円程度で落札できるなら、考えてくれる人はいるかもしれません。

 競売になるのを防ぐために多額のお金を貸してくれといっても、裕福な親でもいない限り、無理でしょう。

 ただ、貸してくれではなくて、競売で落札してくれというのは受けてくれる可能性はまだあります。

 その方たちだけに、自宅の内部を見せたり、「しばらく6万円の家賃は払います」とか交渉してみるのも一つの方法です。

 

8 自殺して保険金でローンを完済する方法について

 

人は誰かに物事を相談する時には、だいたい2つまたは3つのパターンがあります。

 

パターン1 

だいたいの方向は自分の中で決まっていて、その方向を後押ししてほしいとき

 

パターン2

とにかく聞いてもらって、共感してもらって気持ちを落ち着けたい場合

 

パターン3

第3者に説明しながら、自分の中で整理をして方向を見つけたい場合。

 

第3者に理解してもらうように説明するということは、目の前の事象を客観的に冷静に認識しないとできないことです。そうする中で目の前のことが整理されてきて、自然と次の方向が見える場合も多いと思います。 

 

今回の相談者は、知人が同じように仕事を解雇され、その後病死したことによって住宅ローンが保険で支払われ、家族に丸々自宅が残ったことをしりました。

自分も死ぬ(この場合は自殺と思われる)ことをテレフォン人生相談の中で口にしています。

 

それに対して弁護士は、全部聞くまでもなく「そんなことは考えないで」といいます。

 

本当に自殺しようとする人は、人には相談はしません。

口に出すということは、第3者に止めてほしいからです。

 

そういう意味では、この弁護士の回答はこの点では無意味とは言えないでしょう。

 

しかし、私だったら次のように答えます。

 

「たしかにあなたが自殺すれば、保険で住宅ローンは弁済される。

ローンのない住宅が奥さまと長男に残される。

 

あなたの目的はなんですか?

 自宅を家族に残すことですか?

 

なぜ、自宅を家族に残したいのですか?

 

 よ~く考えてください。

物理的には、あなたの自殺で住宅ローンは弁済されるでしょう。

 

 でも、本当のあなたの目的は、家族の幸せではないですか?

 

あるいは、少々厳しいこといいますが、「自宅を家族に残せた」という見栄やプライドではないですか?

 

 あなたが自殺したことによって残された家族はどう思うのでしょうか?

 

「お父さんありがとう」と思いますか?

 

また、今の時代に、土地や住宅が残されたことを13歳の長男さんが、そんなに喜ぶでしょうか? 

 

 父の自殺で残された家に、普通の感情、精神状態で家族は生活できるでしょうか?

 よ~く、考えてください。

   

9 最後に。ローンが返せなくなって競売になったということをどう考えるのか。

 

 8年前に自宅を買ったこと。

 それ自体が賢明であったかどうかはここでは問いません。

 

 ただ相談者は、労働者として能力が高いか低いかは横に置いて、少なくとも真面目に働いていたように見受けられます。

 

 少なくとも解雇になった理由に不祥事や不倫があったわけではなく会社都合であったと思われます。

 

 家を購入し、それを払いきれず、競売になる。私のアドバイスでは自己破産まですすめています。

 

 一つのことを成し遂げることはできませんでした。

 

 落ち込んでしまう 自己否定してしまう気持ちはわからないではありません。

 

 ただ、これであなたの人生が総否定されたわけではないのです。

 

 今は、住宅ローン 競売およびそれに伴う家族との軋轢や葛藤で非常に苦しいことかと思います。

 

 所有権は失っても、現在の自宅に住み続けられる方法をいくつか提示しましたが、それはいろいろな条件が重なった幸運なケースだけです。

 おそらくは自宅を手放すことになると思います。

 

 ただ私のアドバイスのようにダメージをできるだけ軽減し、新しいアパートに移り、残りの借金を自己破産で整理する。

 

 実はそういうとき、自宅を失った喪失感や自己否定感は一定は残りますが、一方で「これですっきりした」というある種の安堵感が生まれてもくるものです。

 

 あとはできるだけパートであっても、長期につながられる仕事を見つけて家族と一緒に頑張っていく、そういう方向になれれば一番いいかと思います。

 

その過程でどの程度家族の理解や協力、共感を得られるかはわかりません。

 

最低限、「残念だけど、やむを得ない。父親をあまりせめてもかわいそう」程度の理解が得られるなら、いくばくかの喪失感は残りながらも、今よりもずっと気持ちの上では楽になった状態で、人生を生きていけると思います。

 

ひとりの働くものとして、ごく普通の日本の労働者の一人として、相談者が平穏な生活に戻れることを願っています。 

 

 

 

 

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突然ですが、大阪に出張します。楽天トラベルでの航空券+ホテルがとても安いのでびっくり。

 

 

突然ですが、大阪に出張します。楽天トラベルでの航空券+ホテルがとても安いのでびっくり。

 

神戸の在住の方からお問い合わせがあり、いろいろ事前に情報を確認させていただいたところ、お役に立てる可能性があることが確認でき、大阪までいくことになりました。

 

日本に短期間帰国し、東京近辺の友人宅にお世話になる合間に、大阪に行きます。

 

LCCになれている吉村からすると東京-大阪の新幹線が片道13000円もするのは非常に高く感じてしまいます。

 

以前は深夜バスで移動したこともありますが、さすがに50を超えると体に響きます。

 

ぶらっとコダマも片道1万円。

 

 

東京-大阪の近距離ですから今まで飛行機など考えたこともなかったのですが、たまたま楽天の期間限定ポイントが残っていたことを思い出し、楽天トラベルで検索。

 

10日前の予約の時点で羽田-伊丹 ANAで往復+ビジネスホテル2泊で26000円ほどでいけることを発見。

 

恥ずかしながら、今まで全く知りませんでした。

 

国内線は高い 特にANAJALはかなり以前の割引チケットでない限り、手が出ないと思い込んでいましたが、意外でした。

 

3月17日(土)18日(日)に大阪に行きます。

 

私はとくにお客様を募集していませんが、面談希望があればメッセージください。

 

ある程度の情報を聞き取らせていただき、お役に立てる(私からみたらビジネスになりうる)と判断できた場合は時間をとらせていただきます。

 

 

 

 

 

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フィリピンビジネスの典型的失敗。

 

 

 

フィリピンビジネスの典型的失敗。

 

(あまりにも役にたたないテレフォン人生相談(住宅ローン)。吉村が代わってお答えします。その4 は本日お休み。明日以降になります)

 

今日の話はフィリピン人が小金を持った時に典型的に失敗するケースをご紹介します。

 

日本人のことではありません。

 

私の知人に比較的、稼ぎのいい女性がいます。

 

月の収入は日本円にして手取り10万円~15万円。

最低賃金から換算し、日本人の感覚で言えば日本国内で月に手取りで70万円~100万円稼ぐのと同じくらいです。

 

収入の多角化を検討する時に、フィリピン人が良くとる方法は

飲食ビジネス 、雑貨店、豚の養殖 ジプニーの経営などなど。

 

当然自分が普段 目にしているものが多い。

 

その知人は自分の田舎で 長年の一番の親友という人と一緒にレストラン経営を始めました。

 

4か月が経過したあと、その友人からの連絡は彼女が質問したときだけ最低限返って来るだけ。

もらった写真は汚く小さな借りたと思われる店の写真だけ。

 

その友人の説明ではフルタイムのレストランは経費も高いのでランチのケータリングだけでスタートしているとのこと。

 

でも顧客リストもケータリングの売り上げ伝票も一切ない。

 

お金は一応、私の知人とその友人で折半支出となっているが、その友人がお金を出した証拠も形跡もない。

 

結局、私の知人は友人にお金を渡したという事実が残るのみ。

 

その金額は115000ペソ。

 

このレストランを開店した(ことになっている)地域はかなり、片田舎。

レストラン店員の1年分の給料にも相当する金額です。

 

私の知人は最初のころ、しきりに「この友人は中学時代からの8年もの間の一番の親友。一番信頼している」と繰り返していましたが、もうビジネスが失敗したことは認識しはじめました。

 

日本人の感覚で言えば

「親友だろうが、その人が信用できようが、そんなことは関係ない。普段 見ているレストランと言ってもパートでも働いたことがないことに素人が手を出して順調にいくことはない」とたいていの人はすぐに理解できる。

 

フィリピン人社会の中ではかなりの高収入な私の知人もこのビジネスの分野では全くの素人。

 

友人は

「10年位かけて、お金は弁済する」と知人に向かってい言っていますが、「そんなの空手形。二度とお金は返ってこない」と言い切る私の説明に、知人は「なんてひどいことを言う人だろう」と視線をまだ送ってきています。

 

 

 

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