50代にてリタイア&海外移住 デフレ投資家 吉村のブログ

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HSBC フィリピン 個人口座

HSBC フィリピン 個人口座

 

HSBCという海外銀行は日本人になじみ深い。
香港で作る人はいまだにいる。

 

HSBCはフィリピン国内にもある。

 

HSBCプレミアをどこかの国で持っていれば、国際免許証などの住所証明+パスポートで日本在住者でも口座開設が可能と聞いている。

 

ただ、個人部門は縮小の方向にあるようだ。

 

HSBC RCBCプラザ支店というのがマカティの中で個人部門を扱う支店だったが、半年以上前に閉鎖されてしまった。

 

HSBC RCBCプラザ支店では日本円、米ドルなどの外貨を窓口で入金できた。
一方HSBC エンタープライズ支店ではできなかった。

 

今回、RCBCプラザ支店閉鎖後に、どこの支店で外貨の入金ができるかネットバンクから質問してみた。

 

回答はなんと
「お近くの支店窓口でおたずねください」というものだった。

 

さすがにこの回答には驚いてしまった。

 

またネットバンク内で質問はできるのだが、「回答は5営業日かかります」といつも表示される。

 

例えば水曜日に質問したら、回答は翌週の火曜日になってしまう。

 

これらはHSBCがフィリピン国内での営業に(少なくとも個人部門に)重きを置いていないことの表れだろう。


実は、何かのビザをもってフィリピンに居住している人たちは、ほとんどHSBCに口座を持つことはない。

 

フィリピンナショナルバンクなどローカルな中で、大きな銀行を選んでいるようだ。

 

また旅行者としてフィリピンを訪れるならば、特に銀行口座は必要としない。

実際、私自身もHSBCフィリピンを利用することはほとんどない。

 

1万米ドル以内の現金の持ち込みは申告不要であり、生活資金程度はいつも現金をもってきて、コンドミニアムの中に置いてある。

 

HSBCフィリピンのメリット、デメリットを整理しておこう。

 

メリット1 
プレミアホルダーならば、グローバルヴューというサービスを利用してHSBCの海外口座同士の資金移動が瞬時に無料でできる。

ためしにHSBC香港のHKドルを、米ドルに両替 HSBC香港→HSBCフィリピンに送金してみた。この間、作業時間、数分で終了。

HSBCフィリピンに到着した米ドルをネットバンク内からメッセージを送ってフィリピンペソに両替し、ペソ口座に入金。この間は1営業日である。

ちなみに両替手数料は自分で香港ドル現金をペソに両替するのとほとんど変わらなかった。

 

メリット2
最近HSBCフィリピンのキャッシュカードにはデビットカード機能がついた。
いざというときに使える。

 

その3
小切手を発行してもらえる。
コンドミニアムの共益費を払うときには役に立つ。
(現金でも払えるので、小切手必須というわけではない)

かつてコンドミニアムの購入代金を分割で払うときにはこれが役にたった。
またコンドミニアムを借りる時も12回分の家賃の小切手を事前に切ることを求められることが多い。そういう時にこの小切手は役立つ。

 

(ちなみに現在もHSBCフィリピンでビザを持たない日本人に小切手が発行されるかどうは未確認)

 

この3点くらいしか利点はない。

 

デメリット(ローカル銀行や現金決済だけに比べて)

その1 
HSBCフィリピンのATMは非常に少ない。
空港にも、グリーンベルト、主だったSMにもない。
HSBC内にしかほぼATMはない。

ローカル銀行のATMから現金を引き出すことはできるが、海外発行カードの扱いを受けて、手数料(1回約200ペソ)をひかれることが多い。(取られないところもあり、混在している)

 

その2
ペソ現金での入金はATMでもカウンターでもできない。
これはHSBC独自のルールのようでBDOなどにはない規制のようだ。

 

以上を踏まえると

 

私のようにフィリピンに主に居住しているが、ビザを持たず、HSBCプレミアを他国で持っている人が「念のため」に作っておくくらいの価値しかないと私は思う。

フィリピンで圧倒的に優れたもの。

フィリピンで圧倒的に優れたもの。

 

空気が汚い、治安に問題がある、いい加減な対応が多いなどフィリピンに否定的な話が多かったですが、今日は褒めることを1つ。

 

フィリピンで圧倒的に安いもの。文句なく安いもの。

 

それは「人件費」。

 

いろいろなサービスでも「人件費」にかかる部分が多いサービスは値段が圧倒的に安いです。

 

例えば、ヘアカット。

ローカルな店に行けば100ペソ~150ペソ。

ロビンソンデパートなどに入っているそこそこ店でも200ペソ~300ペソ以下。

 

私が時々利用するのはデリバリーマッサージ。

 

マッサージというとタイが有名だが、私個人はフィリピンのマッサージは全く遜色ないと思っている。

 

自分の部屋で待っていれば、それなりの技術を持ったセラビストが来てくれる。

 

日本でデリバリーというと、性的なサービスが混在している(というか、そちらの方が多い)が、フィリピンでは全く別になっている。

 

1時間250ペソ~300ペソ(550円~650円くらい)。

 

よくマラテやマカティのリトル東京、その他の繁華街を歩いていると日本語と韓国語の小さなマッサージのチラシを配っている。

 

私の経験談だが、こういうところのマッサージはあまり上手ではない。

 

探すならネットで「マッサージ、マニラ、デリバリー」で検索して、紹介されている会社に連絡したほうがいい。

 

自分のホテルやコンドのアドレスを英語で言えるくらいの最低限の会話は必要。

 

フィリピンの携帯電話をもっているならSNSでメッセージを送れば、すぐに連絡が来る。

 

1時間300ペソとして、おそらくセラピストの取り分が150ペソ。店の取り分(送り迎えも含む)が150ペソ。

 

1日に1時間が3回注文あれば、セラピストの収入はマカティの1日の最低賃金を上回る。さらに50ペソでもチップがあればそれは全部セラピストのもの。

 

1日450ペソで8時間、デスクワークなり、セールスレディなり、あるいはファーストフードなりで働くよりはるかに実入りの良い商売になる。

 

そういう理由で、安い豊富なマッサージサービスが提供され続けている。

 

ホテルには専属のマッサージサービスがついている場合も多いが、ホテルの取り分もあるので、値段は高くなる。

 

外部から呼ぶこともできる場合が多い。

 

それでいて、サービスのレベルは変わりないのだから覚えておいて損はない。

フィリピン小話 フィリピンの大学

フィリピン小話 フィリピンの大学

 

先日、ある女性との会話。

 

「今日、大学のテストが終わったの。やっと終わった。大変だった。たぶん合格したと思う」とのこと。

 

彼女は、「ホテル&観光」というコースを専攻。

 

内容を聞いてみると「南アメリカのこと」とのこと。

 

さて、例えば「ブラジルの観光名所とフィリピン人向けのマーケティングの注意点」

 

みたいなテスト問題でも出されたのかなと思って、さらに質問。

 

よく聞くと

 

南アメリカの国の首都の名前が問題だった」だと。

 

大学2年生の試験問題が、南米の国の首都名?!?!?!

 

さらに日本語のテストもあったそうだ。

 

やはり試験問題を聞いたところ

「わたし」とか「こんにちは」をひらがなで書かせる問題だったそうだ。

 

フィリピンの教育レベルは低いとは聞いていたが、ここまでとは思わなかった。

 

彼女たちはその世界しか知らないので、それが当たり前なのだろう。

 

若い労働者が多く、雇用の機会がそれに比べて少ないフィリピンではホワイトカラーにつくには最低限 大学卒業の資格が必要。

 

それでも膨大なスタンドバイ(待機者)が存在する。

 

彼女の通っている「大学」がどの程度のレベルか、私は知らない。

もし、日本だったら、ある程度のビジネススキルがあれば、必ずしも大学には行かなくてもいいかもしれない。

 

また大学にいる4年間にいろいろなことを経験しておくのも悪くない。

 

私自身、大学で勉強したことはごくわずかだったと思う。

よほど社会人になった後の方が本を読んだり、ノートをとったり、自分で研究したことの方が多い。

 

フィリピンでは、とにかく、最低限 大学を出なければ、最初の一歩にさえ立てない。

 

その一歩が、この程度試験内容ならば、その力にはあまり大きな期待はできないのかもしれない。

マニラで一週間 部屋を空けると何が起きる!?!

マニラで一週間 部屋を空けると何が起きる!?!

 

一般の日本人にはあまり知られてないこと。

そしてフィリピン在住者には当たり前のこと。

 

マニラの部屋を一週間もあけていたら何が起きるか?

 

ホコリが相当たまる。

 

私の部屋は当然 密閉されている。

 

空気の移動はダクトのところから、ほんの少しある程度。

 

しかし、一週間も部屋を空けて帰ってくると

 

テーブルにも机にもキッチン、床にも白い砂のようなホコリが積もっている。

 

私はいつもキッチンペーパーを10枚くらい使ってさっとふき取る。

 

10枚が真っ黒になってしまう。

 

こんなことはフィリピン人の中では当たり前のこと。

 

バンコクでは経験したことはない

中国にはホテル以外に長い間滞在したことがないので、比べられない。

 

マカティではいまだに至るところで、工事中。

その工事のホコリなのか?

 

それとも空気にこれだけの量のホコリが常に含まれているのか。

 

それなら、ちょっとぞっとする。

 

空気清浄機を買おうか?

 

それとも部屋の中だけでは付け焼刃なので、諦めるか。

 

いずれにせよ、小さい子供をわざわざ連れてくるところでは絶対ないと思う。

マニラのなんちゃって日本料理

マニラのなんちゃって日本料理

 

海外で生活をしていると、刺激が少ないというか、世界が狭くなっていく。

 

毎日が決まったことで単調になりがちになる。

 

そういう中で食事のウエイトは大きくなっていく。

 

居住しているとどうしても、食事は日本料理中心になる。

 

ただマニラではまともな日本料理はかなり高いと思ったほうがいい。

 

いわゆる日本のファミレスやファーストフードと同じレベルの食事を楽しみたいとするならば、2倍以上は出す感覚でいた方がいい。

 

1週間の旅行ならば、1食に1000円だすか、500円で済ますかは、あまり大きな差異はないかもしれない。

 

ただ住んでいるとなると毎日のことなので、常に、費用とそれに見合う価値があるかどうか考えてしまう。

 

マニラには、いわゆる「なんちゃって」日本料理のチェーン店もある。

 

その1つがTOKYO TOKYOという。

 

リーベルトの中にも1店舗あるし、マカティ市のなかに、点在している。

 

から揚げ定食のセットで230ペソ。約480円

味噌汁、ドリンク、デザート付、ライスお代わり自由。

 

その他にも天ぷら、ラーメン、魚フライの定食もある。

 

正直、味は期待できない。

 

から揚げ以外は、味にうるさくない私も閉口してしまう。

 

から揚げだけは、まあなんとか食べられる程度。

 

実は、このTOKYO TOKYO フィリピン居住の日本人には評判がよくない。

 

恐らく「まずい」ということだろう。

 

ただ、私個人としては、許容レベルと思っている。

 

日本橋グループ

blog.livedoor.jp

 

で、似たようなセットを注文すれば、品ぞろえは違うにしても2倍以上するだろう。

 

日本橋グループで料理は、見た目はそれなりにおいしそうに見えるのだが、実際、食べ終えてみると、「この程度のものに500ペソか・・・・・」という感想をいつも持つ。

 

つまり値段の割には全然おいしさを感じないのである。

 

それならば、半額程度で、「まあまあ食べられる」TOKYO TOKYOのから揚げ定食セットを注文する。

 

それでも10日に1回程度のことですが。

 

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マニラの治安

マニラの治安

 

フィリピンというとあまり縁のない人からすると最初に「治安が悪いのでは?」という質問をされる。

 

この点が決定的にタイとは違う。

中国の主だった都市を歩いて、汚いということはあっても、危ないと書く人はほとんどいない。

 

これは中国嫌いの人でも同じ。

 

マニラの中でもマカティ市の内部は比較的安全と言われている。

 

デトルト大統領が生まれてから、麻薬と警察の腐敗と戦う姿勢を示している。

 

現状のところ、特別に、マニラ近辺で治安が改善したという感想は聞かれない。

 

私自身は10分以上歩くときは流しのタクシーを利用している。

深夜にコンビニまで買い物に行くことは時々あるが、コンドミニアムのセキュリティにも「この地域は安全ですから心配ないですよ」といつも言われてはいる。

それでも一応、周辺には注意している。

 

マカティの一部にリトル東京と呼ばれるエリアがある。

日本食レストランも多数あり、駐在員も多く利用している。

 

その地域で、偽警察のタカリがありました。

 

あるFBのグループに私の知人が投稿していたいのですが、その方の許可をいただき、内容と写真の一部を掲載させていただきます。

 

以下、内容を抜粋。写真はすべて知人からの転用。

 

場所

Amorosolo通りとAntonio Arnaiz通りが交差する日本橋亭付近の交差点

 

日本人二人が赤信号を無視して横断したところ、それをとがめられた。

違反切符を切るので身分証明書の原本を提示するように指示。コピーではだめという。

しばらくやり取りをした後に、ビルの物陰で1000ペソを要求されて止む無く支払ったとのこと。

 

あとでFBグループの中で情報交換をしたところ、警察官ではなく、最小行政区警備団に所属している方々とのことでした。

 

彼らには、逮捕権もなければ、職務質問をする権限もない。

 

ワッペンにあるBSLとは、Barangay San Lorenzo、サンロレゾ最少行政区ということでした。

 

以上、内容抜粋。

 

この知人の方のアドバイスとしては、

その1 身を守るためには要求に従うしかない。

その2 顔写真や身分証などの証拠撮影をする ということでした。

 

その知人の友人たちが、ドゥテルテホットランに通告し、さらに実際の警察署に通告してくれたそうです。

 

ただ証拠書類があるわけではないので、犯人が罰せられることはないでしょう。

いくらかの抑止力にはなるかもしれません。

 

私自身も以前、このあたりを通ったときに、確かに「信号無視だよ」と警察官らしき人に声をかけられたことを記憶しています。

 

その時は、私は目的地まで、ずんずん歩いていきました。

警察官らしき人間もそれ以上しつこくはしてこなかった。

たぶん、その時はたまたま、どうしてもお金がいる状況ではなかったのではないかと推定されます。

 

「お前だれだ?」「偽警察官だろう?」などと逆に攻撃するのは、私としてもあまりおすすめできない。

 

携帯電話でフィリピン警察の有力者とすぐに話ができるくらいのコネクションがあれば別だが。

 

それ以外は明らかに相手に非があったとしても、私たちは外国人。不利な立場であることは変わりない。

 

例えば、声を荒げた場合、仲間内がぞろぞろ集まってくることもあるかもしれない。

 

明らかに、詐欺もどきと分かって、要求に従うのは非常に不愉快だが。

 

一番の対策は、そのようないいかがりの口実を防ぐということだ。

 

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フィリピン人あるある。

フィリピン人あるある。

 

ある日本人向けのカラオケに勤める女の子の話。

 

彼女は、マカティ近辺の友達の家に格安で居候させてもらっていたが、その友人の都合で部屋を出なければならなくなった。

 

兄たちの家はマカティから遠いケソンシティ。片道早くても1時間半かかる。

 

彼女はマカティから少し離れたところでアパートを探すことはせずに、兄たちの家に帰った。

 

当然家賃負担がいらないので交通費が増えても負担は少なるだろうという予想。

 

毎日往復4時間近くかかるのは大きな負担。

 

カラオケに遅刻することも増えた。遅刻すると、ペナルティーといって給料が減額になる。

 

この減額には日本のような制限はなく、前回の15日分の給料は2500ペソでしかなかった。

 

「アパート代がかからないからいいっていうけれど、遠くてペナルティばかりじゃ、結局高くつくでしょ。ところで交通費ってタクシーを使わないとしてどれくらいかかかるの?」と私のアドバイス。

 

彼女はその場で、初めて計算をしだして、1か月の交通費が25日勤務で4500ペソにもなることを発見。

 

「こんなに高いんだ。アパート借りてシェアしたほうが安かったかも」という。

 

日本人だったら、普通、新しい生活のコストや大変さをいろいろ計算して、最終的にきめるだろう。

 

それはお金持ちだろうが、そうでなかろうがほとんど変わりない。

 

このフィリピン人女性は、専門学校もどきであろうが、一応大学を卒業している。

 

それでもこんなもの。

 

別のケース。

 

フィリピンの会社に組み立て式のスチール本棚が到着した。

 

当然、それには組み立て方の解説書もついている。

 

しかし、スタッフは誰もそれを見ずに、1つ1つの素材を手にして見様見真似で組み立て用としている。

 

トータルして時間も手間もかかる。

 

このスタッフたちも一応、ホワイトカラーの一員であり、極貧層ではない。

 

詳しくは聞いていないが、ある程度の学歴もあるのだろう。

それでもこんな感じ。

 

私の経験範囲で一般論として書くのはやや適切ではないかもしれないが、

 

多くのフィリピン人は目の前に現れることだけに着目して行動し、計画を立てる。

 

少し先を見越して計算したり、計画を立てたりすることが苦手のように見受けられる。

 

私はフィリピン人でもハイレベルの方たちとの付き合いがあるわけではないので、上のクラスの人たちにあてはまるかどうかわからない。

 

この点を逆に考えるならば、中長期的に物事を検討、判断、思考できるフィリピン人スタッフを雇用できたり、育てあげられるならば、多くの人がそうでない以上、ビジネスチャンスはぐっと広がるのかもしれない。